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J王者の意地! G大阪が5発大勝でグループ突破争いを最終節へ持ち込む

2015.04.22

得点を喜ぶG大阪イレブン [写真]=ChinaFotoPress via Getty Images

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループステージ第5節が22日に行われ、広州富力ガンバ大阪が対戦した。

 前節のブリーラム・ユナイテッド戦で、今大会初勝利を挙げたG大阪。しかし、依然としてグループ最下位に沈んでおり、決勝トーナメント進出には勝利が求められる。

 試合は敵地に乗り込んだG大阪が最初のチャンスをものにする。14分、ペナルティエリア右で宇佐美貴史がボールを持つと、切り返してクロスを上げる。ファーサイドに走りこんだ遠藤保仁が頭で折り返し、パトリックがこれを押し込んで先制に成功した。

 ホームで先制された広州富力も反撃に出る。24分にジャン・ニンがペナルティエリア内からシュートを放ったが、ここはG大阪DFが身体を張ってブロック。得点を許さない。

 その後も攻めこむG大阪。43分にペナルティエリア左でパスを受けた宇佐美が右足アウトサイドでクロスを上げると、ファーサイドのパトリックがヘディングで落とし、飛び込んだ阿部浩之が右足で決め、リードを2点に広げた。

 直後の45分には、ハーフウェイライン付近の宇佐美がダイレクトで相手DFの裏へ浮き球のパス。抜けだしたパトリックがキーパーとの一対一を制し、前半のうちに3点差とした。このままG大阪が3点をリードして前半を折り返す。

 後半立ち上がりの51分、G大阪はパトリックを下げてリンスを投入。追加点を狙いに行く。58分、リンスがペナルティエリア手前からミドルシュートを放ったが、GKリュウ・ディエンズオに阻まれる。

 続く68分、カウンターからリンスが右サイドへ抜け出すと、キーパーと一対一の場面に。リンスは冷静に、逆サイドに走りこんだ阿部へラストパス。阿部が無人のゴールへ蹴りこみ4点目を奪った。70分にも同じようなカウンターからリンスが抜け出し、最後は中央の宇佐美へ横パス。宇佐美はゴール右下に蹴りこみ大量5点のリードとする。

 その後、試合は広州富力のラフプレーが目立つ荒れた展開に。82分にファウルから小競り合いが起きると、広州富力のチャン・ヤオクンが2枚目の警告を受けて退場となる。

 このまま試合は終了し、G大阪が5-0で広州富力を下した。

 同日に行なわれたグループFのもう1試合では、首位のブリーラム・Uが城南FCに破れたため、グループ突破争いは城南FC、ブリーラム・U、G大阪の3チームに絞られた。

 G大阪は、5月6日に行なわれるグループステージ最終節で城南FCと対戦する。

【スコア】
広州富力 0-5 ガンバ大阪

【得点者】
0-1 14分 パトリックガンバ大阪
0-2 43分 阿部浩之ガンバ大阪
0-3 45分 パトリックガンバ大阪
0-4 68分 阿部浩之ガンバ大阪
0-5 70分 宇佐美貴史ガンバ大阪

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