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ヴィッセル神戸U-12とジンガ三木の兵庫県勢2チームが全国へ!『JA全農杯全国小学生選抜サッカーIN関西』

『JA全農杯全国小学生選抜サッカーIN関西』を制したヴィッセル神戸 [写真]=日刊スポーツ

『JA全農杯全国小学生選抜サッカーIN関西』が3月13日、14日の2日間、兵庫県赤穂郡・ダイセル播磨光都サッカー場で開催された。この大会は小学5年生以下を対象とする8人制で競われ、試合時間は、12分を1ピリオドとする3ピリオド(計36分)で戦うもの。選手交代が独自ルールで、第1ピリオドと第2ピリオドで選手の総入れ替えが求められ、第3ピリオドのみ自由となっていて、チームの総合力が問われる形式だと言える。

 参加したのは、関西2府4県の予選を勝ち抜いた各2チーム、計12チームを3つずつ4グループに分けて総当たりリーグを行い、各グループ上位2チーム計8チームが決勝トーナメントに進む。来たる5月に行われる全国決勝大会(神奈川・日産スタジアム)へは優勝、準優勝の2チームが出場できることになっている。

 2日目(14日)の決勝トーナメントに勝ち上がったのは、1位抜けがヴィッセル神戸U-12(兵庫)、プリモ大阪(大阪)、DREAM FC(大阪)、ジンガ三木SC(兵庫)、2位抜けがクレアール(奈良)、アミティエSC草津(滋賀)、串本JFC(和歌山)、ディアブロッサ高田FC(奈良)となった。実力伯仲の準々決勝はヴィッセル神戸2-0アミティエ、プリモ2-0クレアール、DREAM2-1ディアブロッサ、ジンガ三木2-0串本といういずれも接戦の結果、リーグ戦1位抜けの4チームが揃って準決勝に駒を進めた。そしてその準決勝ではヴィッセル神戸(1-0 DREAM)とジンガ三木(1-0プリモ)の兵庫代表が揃って大阪代表を退けて嬉しい全国大会行きを決めた。

 記者の見た準決勝、ヴィッセル神戸対DREAMは、全国切符がかかるため緊張感に満ちた展開となった。第1、第2ピリオドでは互いにチャンスは作るもののスコアは動かず、見る者にこれは延長戦もあるかな?と思わせるほど。そして迎えた第3ピリオド、ヴィッセル神戸が貴重な先制点を決める。下を向かず懸命に同点を狙ったDREAMだったが、それも叶わず。試合後のピッチは明と暗に分かれた。

[写真]=日刊スポーツ

 兵庫勢同士の対戦となった決勝戦。予選の兵庫県大会では4チームによる決勝リーグの最終戦で対戦し結果は1-1で引き分けて、PK方式の結果でジンガ三木が勝利したが、リーグ戦全体での順位は逆にヴィッセル神戸が勝ち点で上回って優勝、ジンガ三木が2位となっていた。準決勝での勝利ですでに全国大会を決めている両チームだが、県大会の再戦ということで互いに意地を見せたい試合となった。

 試合は激しい点の取り合いとなる。第1ピリオド3分、まず試合を動かしたのはヴィッセル神戸。正面からのFKを岡田瑛彦が豪快に決めて先制する。10分にも岡田はビッグチャンスを迎えるが決められない。反撃に出たジンガ三木は12分、左サイドのFKを里見汰福が強烈なシュートで同点とすると、直後にも廣瀬虎乃佑が巧みに決めて1-2と一気に逆転してしまう。

 第2ピリオドに入って攻守は一層激しさを増していく。6分、ヴィッセル神戸・石井海翔の好シュートをジンガ三木GK五百蔵晴太がファインセーブで防ぐと、9分、ジンガ三木・毛利玲央那のロングシュートにヴィッセル神戸GK高野杏斗がビッグセーブで立ちはだかる。そして12分、ヴィッセル神戸は山下真翔がゴール前で冷静にコントロールシュートを蹴り込み2-2、試合を振り出しに戻す。

[写真]=日刊スポーツ

決着をつける第3ピリオド、ヴィッセル神戸は笹銀志が枠を正確にとらえるシュートで再逆転する。だが、ジンガ三木も負けていない。毛利がロングシュートでGK頭上を打ち抜き再度3-3の同点に追いついてみせる。もう1点が必要な両チーム。決めたのはヴィッセル神戸だ。井内亮太朗のシュートが決まったのが残り時間2分、そしてタイムアップ。

決勝戦にふさわしい素晴らしい点の取り合いはヴィッセル神戸が4-3でジンガ三木に勝利し県大会のリベンジを果たすことになった。勝敗はもちろん大切だが、両チームの選手たちが全国大会でサッカーを楽しんでくれること、いろんな経験をして、心身の成長のきっかけにつなげてほしいと思う。

<コメント>
■ヴィッセル神戸U-12・中西功監督
「全国大会では選手たちにいい相手といいピッチでいい経験をさせてあげたい。1 戦1戦、集中して戦えるように頑張ります。チビリンの選手交代ルールは、出た選手をしっかりコントロールしないといけないので、最低でも16人がピッチに立って真剣勝負で切磋琢磨できるのは育成のこの年代ではすごく重要だと思う。全員がピッチでプレーできるのは素晴らしいことだと思います」

■ヴィッセル神戸・井内亮太朗選手
「(決勝ゴールは?)ゴールが見えていなかったけど、感覚で打ちました。左で浮かせて左のインステップで。(全国大会でも)頑張ります」

■ジンガ三木 河上真人監督・高橋亮コーチ
「兵庫県大会、関西大会と選手全員が試合を通して大きく成長し、選手、保護者、スタッフとチームが一つになり全国大会を決めることができました。本当に子供たちに感謝したいです。全国大会は初めてですが、見てる人たちに楽しんでもらえる試合をし、さらに成長したいと思います」

文=貞永晃二(フリーランスサッカーライター)

 全国9地区で開催される『JA全農杯全国小学生選抜サッカー』の模様は@zennoh_sportsにてTwitter速報を実施。

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