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ヨコハマ・フットボール映画祭2019、メインビジュアル&ラインナップ第1弾解禁

2019.01.05

 2月16日(土)、17日(日)に9回目の開催となるヨコハマ・フットボール映画祭2019。映画祭のメインビジュアルと上映作品ラインナップ第1弾が発表された。

 メインビジュアルは東京ヴェルディのサポーターで漫画『サポルト!木更津女子サポ応援記』で多くのサッカーファン、サポーターの共感を得た漫画家の高田桂が手掛けた。サッカーと映画を追いかける女性が躍動的に描かれ、映画祭のポスターや会場内装飾に登場する。

 上映作品のラインナップは第1弾として、9作品を発表。

 前回の映画祭で、唯一の賞“観客賞”を獲得した『ジョホールバル1997』の植田朝日監督の新作『ドーハ1993 Plus』のワールドプレミア上映が行われる。TV視聴率48.1%という国民注視のなか起こった“ドーハの悲劇”。あれから25年、当時の関係者にインタビューを敢行し、その意味を問い直す作品。

 映画『蹴る』は、ヨコハマ・フットボール映画祭で過去に3作品を上映してきた中村和彦監督の最新作。今回は足で蹴らないサッカーといわれる電動車椅子サッカーのワールドカップを目指す選手たちを6年に渡って撮影してきた大作。なお、本作は、ヨコハマ・フットボール映画祭の初配給作品として2019年春に、ポレポレ東中野でのロードショー公開を行った後、全国の劇場で順次公開が予定されている。

『ボールを奪え パスを出せ/FCバルセロナ最強の証(あかし)』は、4年間で14ものタイトルを獲得したグアルディオラ監督時代のFCバルセロナの強さの秘密をメッシ、イニエスタなど豪華選手の証言で明らかにするドキュメンタリー。

 カタールワールドカップに向けたスタジアム建設現場に潜入した『ワーカーズカップ』、少林寺武道学校で行われるサッカー選手の育成を取材した『少林寺足球アカデミー』、全国高校サッカー選手権を中国人ジャーナリストが取材した『足球少年養成 -高校選手権チャイ―ニーズレポート-』の3作品はジャパンプレミア上映となる。

 他にも、用具係による謎解きと地元愛を描いたコメディ『ホペイロの憂鬱』、『ウォレスとグルミット』のクレイアニメの巨匠、ニック・パーク監督が古代人のサッカー対決に挑んだ『アーリーマン ダグと仲間のキックオフ(日本語吹き替え版)』、日本人フリースタイラーの世界大会挑戦に密着した『Sittin’ on the Higher Ground』など、サッカーの幅広さを体現したラインナップがそろった。

 また、1月9日には残りの上映作品と、タイムテーブルが発表され、同時にチケット発売もスタートする予定となっている。

ヨコハマ・フットボール映画祭2019 開催概要

開催日程:2019年2月16日(土)、17日(日)
会場:横浜市 開港記念会館
主催:ヨコハマ・フットボール映画祭実行委員会
後援:gol.
HP http://yfff.org
http://facebook.com/yfforg
http://twitter.com/yffforg

ドーハ1993 Plus


あの日、日本のサッカーの歴史が変わった。
日本サッカー界にはこれまでいくつかのターニングポイントがあった。植田朝日監督が前作で題材にした、ワールドカップ初出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」(1997年)がその一つ。
しかし、それがターニングポイントとなったのは、まぎれもなくその4年前に日本中が地獄の底に落とされた「ドーハの悲劇」(1993年)があったから。
あれから25年経った今、植田監督が迫るこれまでとは一味違う《ドーハ》とは?

監督:植田朝日
上映時間未定/ドキュメンタリー/2019年/日本
製作クラウドファンディングページ:https://greenfunding.jp/lab/projects/2633
FACEBOOKページ:https://www.facebook.com/pg/doha1993plus/

蹴る


『プライドinブルー』、『MARCH』の中村監督が描く電動車椅子サッカー選手の生き様

永岡真理は生まれながらにして難病「SMA(脊髄性筋萎縮症)」を患い、生涯で一度も歩いたことがないが、ひとたび試合が始まれば、華麗かつ激しいプレーで観客を魅了する。東武範は筋ジストロフィーにより、呼吸器が手放せず、食事を摂ることも辛いが、国内でも屈指の実力を誇る。

真剣なトレーニング、家族のサポート、自らの障害との折り合い、恋愛模様、そして夢のワールドカップ。。。
電動車椅子サッカー選手たちを6年間に渡り追い続けたドキュメンタリー。

監督:中村和彦
出演:永岡真理、東剛範、北澤豪

118分/ドキュメンタリー/2018年/日本 音声ガイド上映(協力:ヨコハマらいぶシネマ)
公式サイト:https://keru.pictures/
クラウドファンディングページ:https://motion-gallery.net/projects/kerupictures
予告編:https://youtu.be/dk4l2t6P8Lk
(C)「蹴る」製作委員会

ボールを奪え パスを出せ/FCバルセロナ最強の証(あかし)


4年間でチャンピオンズリーグ2回を含む14のタイトルを獲得した史上最高チームの秘密に迫る
サッカー史上最も成功したチームの一つとして称えられる、グアルディオラ期のFCバルセロナ。2008年からの4シーズンでリーグ優勝3回、UEFA チャンピオンズリーグ優勝2回、クラブワールドカップ優勝2回と圧倒的な成績とともに、戦術面でも他の追随を許さなかった。
クラブ史上最多タイトル獲得及び、世界の潮流となった“ポゼッション・サッカー”の秘密を、豊富な資料映像、メッシやプジョル、アンリ、ピケなど総勢35人の当事者インタビューで紐解く。
ライバル、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるレアル・マドリードとピッチ内外で繰りひろげた数々の激戦も見逃せない。

原題:Take the Ball, Pass the Ball
監督:ダンカン・マクマス  出演:メッシ、シャビ、イニエスタ、ピケ、ダニエウ・アウベス、アンリ
109分/ドキュメンタリー/2018年/スぺイン
公式サイト:https://www.barca-movie.jp/
予告編:https://youtu.be/dkpr1KFoazM
(C)2018 Zoomsport International. All Rights Reserved.

ワーカーズカップ ジャパンプレミア


2022年ワールドカップに潜む影
2022年カタールW杯のスタジアム建設現場には160万人にも及ぶ外国人労働者が集まっている。ある者は家族を養うため、ある者はプロサッカー選手になれると騙されて。

プレハブ小屋の生活環境は劣悪そのもの。会社にパスポートを預けているため逃げ出すことも許されない。

不満解消のため、労働者チームによる会社対抗トーナメント”Workers Cup”が企画される。何の娯楽もなかった移民たちの生活に笑顔が溢れ始める。国籍や人種の異なるチームで勝利を目指す彼らは果たして優勝を掴みとることが出来るのか…?

サンダンス映画祭 ドキュメンタリー部門出品作品。
原題:The Workers Cup 監督:アダム・ソベル
字幕制作:ヨコハマ・フットボール映画祭
88分/ドキュメンタリー/2017年/イギリス/日本語字幕
予告編 https://vimeo.com/218488667
(C)The Workers Cup LLC, 2017

少林寺足球アカデミー


「少林寺メソッド」をあなたはご存知だろうか?戦術用語が議論されて久しい現代に登場した革命的プレーモデル。

少林寺武道学校。55万平方メートル (東京ドーム約12個分)に2万5千人もの生徒が集う超マンモス武道学校が、カンフーのエッセンスを取り入れたサッカーの強化に取り組んでいる。果たしてサッカーと少林寺の融合は成功するのか?
これほどの巨大な学校で寄宿生活を行う生徒の日常はどうなっているのか?予測不能な題材をスタイリッシュな映像で記録したドキュメンタリー。

ベルリン映画祭出品作品

原題:Eisenkopf 鉄頭
英題:IRONHEAD
監督:ティアン・ドン
字幕制作:ヨコハマ・フットボール映画祭
92分/ドキュメンタリー/2017年/ドイツ=中国/日本語字幕
予告編:https://youtu.be/aVf3wwxpfCQ

足球少年養成 -高校選手権チャイ―ニーズレポート-


世界でも珍しい学校単位でのトーナメント“全国高校サッカー選手権”は意外にも中国のサッカーファンの間でも注目されているという。サッカージャーナリスト唐暉(トウキ)氏が2018年の全国高校サッカー選手権を取材、中国全土で放送された番組をヨコハマ・フットボール映画祭で特別上映。

選手、学校関係者、ファン・サポーターへのインタビューを行い、選手権の何が日本人を惹きつけるのかを探っていく。
清水桜が丘高校 大滝雅良監督、青森山田高校 黒田剛監督が自らの指導哲学を語るほか、中国でもコーチング活動を行うトム・バイヤー氏による日中のユース年代の比較のインタビューも興味深い。

原題:足球少年養成
監督:蔡秋徳(サイシュウドク)
出演:唐暉(トウキ)、JOJO、中村悠
82分/ドキュメンタリー/2018年/中国 日本語字幕

ホペイロの憂鬱  相模原への熱き想いがヨコハマに上陸


愛すべきサッカークラブ、ビッグカイト相模原では奇妙な出来事が次々と起こる。その度にクラブのみんなはホペイロ(ポルトガル語で用具係のこと)を務める坂上栄作に、その解決を押し付けてくる。選手のスパイク管理が本職なのに……。J2昇格をかけた決戦の前に振り回される坂上は無事チームを試合に勝たせることができるのか?相模原ギオンスタジアムやサーティーフォー相模原球場、市民会館など相模原オールロケで行われた地元愛に溢れる一本。

監督:加治屋彰人
原作:井上尚登「ホペイロの憂鬱」
出演:白石隼也、水川あさみ、佐野史郎
92分/コメディ/2017年/日本
公式サイト:http://roupeiro-movie.com/
予告編:https://youtu.be/yPSzwl4pSJU
(C)2017「ホペイロの憂鬱」製作委員会/フィルム・クラフト

アーリーマン ダグと仲間のキックオフ(日本語吹き替え版)


全世界にファンを持つ『ウォレスとグルミット』『ひつじのショーン』などで知られ、これまでに4度のアカデミー賞R受賞歴を持つニック・パーク監督の新作ストップモーション・アニメーション。

奪われた故郷を取り戻すために立ち上がる勇敢な少年ダグとその仲間たちの大冒険を描く。強敵に立ち向かうためにダグたちが選んだ手段はサッカー!未知の競技に果敢に挑戦する彼らの姿はとてもユーモラスで個性的。

原題:Early Man
監督:ニック・パーク 声優:梶裕貴、沢城みゆき、大塚芳忠
89分/アニメーション/2018年/イギリス=フランス
公式サイト:http://earlyman.jp/
予告編:https://youtu.be/Qc_TJ0p0ofo
(C)2017 Studiocanal S.A.S. and the British Film Institute. All Rights Reserved.

Sittin’ on the Higher Ground  フリースタイル・フットボール日本代表・Ko-sukeの挑戦


2016年11月にロンドンで開催された、世界最大のフリースタイル・フットボールの大会「Red Bull Street Style World Final」。

日本代表として初出場した「Ko-suke」は世界トップクラスのフリースタイラーであると同時に、東京工業大学大学院の物理電子システム創造専攻で学業を両立する大学院生でもある。

独特の感覚で磨き上げた”シッティング”(座った状態でボールを扱う技)を武器に世界に挑む。

監督:和田拓也
撮影:石田光明、砂川俊夫、平本恵一
編集:砂川俊夫、和田拓也
出演:Ko-suke、横田陽介
ドキュメンタリー/60分/2018年/日本
(C)DEAR Magazine
関連サイト:http://dearfootball.net/article/2209

By サッカーキング編集部

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