アルバイト求人情報サービス「an」は、『じぶん、超える、きっかけ!』をキャッチフレーズに、超楽しめる体験を提供する「an超バイト」の企画として「セレッソ大阪1日限定入団ゴールキーパーバイト」を募集。
17日に行われた「デオナチュレ・男デオナチュレpresents 2018セレッソ大阪ファン感謝デーセレッソ学園 SAKURA祭」に、当選した5名がゴールキーパーアルバイトとしてイベントに参加した。
この企画は、アルバイト求人情報サービス「an」とセレッソ大阪のコラボイベントとして実現。実際にゴールキーパーとしてセレッソ大阪に1日限定で入団し、セレッソ大阪の選手と実際にPKで対決するという、日常では味わうことのできない体験ができるアルバイト企画だ。日給5万円に加え、全国どこからでも交通費が支給され、さらにPKをストップするごとに全員に千円ずつインセンティブが支給されるという豪華なアルバイトとなっている。
今回、多数の応募者の中から見事当選を果たしアルバイトとして参加するのは、(写真左から)小学校5年生からゴールキーパーを務める中川さん、PK戦の全国大会「蹴-1グランプリ」で優勝経験のある石崎さん、山口蛍選手・丸橋祐介選手と同じ母校のサッカー部でゴールキーパーを務める南さん、長年セレッソを応援し続けている藤井さん、今回唯一の女性参加者の中村さん、以上の5名だ。
プロ選手とPK対決というスペシャルな対決を控えた5名は、緊張の面持ちで会場入り。スタッフから業務の説明を受けると、さっそく用意されたゴールキーパーユニフォームに着替え、出番に備える。なお、このユニフォームは実際に選手に支給されるプロモデルなっており、さっそく“1日限定入団”にふさわしい特別待遇を受けた。
ユニフォームに着替えると、いざ最初のミッションへ。今回は、“選手”として入団ということで、なんと、特別にセレッソ大阪の選手が参加する全体ミーティングへの参加が特別に許可された。
スタッフの案内でおそるおそるミーティングが行われる会議室へ…。そこには今日のイベントに参加するセレッソ大阪の全選手が!憧れの選手を目の前に、緊張しっぱなしの5名の表情も思わず少年少女に戻ったような無垢な表情に。
選手ミーティングという貴重な体験を終えると、さっそく対決の舞台となるピッチへ。対決の時まで、ウォーミングアップで体を温めます。
そして、いよいよPK対決の時間に。この日会場に訪れた約8,500名の視線が集まる中、ピッチへ入場。
セレッソ大阪応援リポーターの池田愛恵里さんから参加者5名が紹介され、それぞれから「絶対止めます」「自信あります」という力強い意気込みが語られた。
紹介が終わると、対決するセレッソ大阪の選手がピッチに入場!対決選手として、(写真左から)木本恭生選手、高木俊幸選手、永石拓海選手、山村和也選手、松田陸選手の5選手が登場した。
選手もそれぞれ意気込みを語り、ゴールキーパーの永石選手からは「PKを止めるコツはしっかりタイミングを合わせて飛ぶこと」というアドバイスも参加者へ送られた。
本番に試合さながらにしっかりと握手を交わしいざ勝負!
まず一人目は、長年セレッソを応援している藤井さんvs木本選手。
「うまく逆を突かれました・・・プロはすごいです(藤井さん)」と、木本選手の冷静な逆を突いたキックにまったく反応が出来ず、ゴールを許す結果に。
続いて二人目は、山口蛍選手・丸橋祐介選手と同じ母校のサッカー部でゴールキーパーを務める南さんvs高木選手。
永石選手のアドバイス通り、タイミングを合わせ、見事にコースを読み切った南さん。しかし、無情にもボールは南さんの手をかすめゴールの中に…。「蹴るコースがうまかったです」と悔しい表情を浮かべた。
そして、3人目は唯一の女性参加者の中村さんvs永石選手。
この時、実は対決直前に松田選手から「永石選手は真ん中に蹴るからそのまま構えていたらいいよ」と助言をもらっていた中村さん。助言通りに真ん中にずっしりと構える。対する永石選手はやや緊張気味にペナルティスポットでボールをセット。慎重に助走に入ります。
永石選手が狙い通り(?)放ったシュートは、優しいバックスピンがかかり正面のコースに。これは中村さんビッグチャンス!
しかし、永石選手の狙いとは裏腹に、ボールが浮き上がりすぎたため、なんと中村さんと頭を超えゴールバーをかすめながらゴールイン。
この結果には、選手のみならず会場のファンからも永石選手に対してブーイングが発生。永石選手もまさかの事態に頭を抱え崩れ落ちた。
ここまで3人目を終えて、選手が3本すべて決めるという結果に。ここからはキーパー経験豊富な2名が選手の前に立ちはだかります。
4人目は、小学5年生からゴールキーパーをやっているという中川さんvs山村選手。
ホイッスルと同時に豪快に右足を振りぬいた山村選手。その右足からは、強烈なシュートがゴール左スミに放たれ、中川さんが反応するもネットを揺らす。まさかのスーパーシュートに少し驚いた表情の中川さん。「コースは読めていたんですけど、シュートが速かったです」と振り返る中川さんに対して、「プロ選手なので」と、山村選手がプロとしての技術を見せつける結果となった。
いよいよ最後は、PKの全国大会で優勝経験もある、石崎さんvs松田選手。MCの池田さんからもその経歴が紹介されると、見守るファンからもどよめきが起こり、会場の期待感も高まる。
泣いても笑っても最後の1球。松田選手がゆっくりと助走にはいる。
松田選手のキックを予測し、勢いよく右に飛んだ石崎さん。しかし、松田選手のインサイドで丁寧に蹴ったシュートは石崎さんの逆を突きゴールネットを揺らした。大観衆が見守るという普段はない環境に「テンションが上がって早く動きすぎました」と終了後に反省を語った、石崎さん。しかし、「大観衆の声援が気持ちよかった」と清々しい表情でピッチを後にした。
対決は終了し、結果は5本すべてキッカーの勝利。プロ選手が実力通りの力を見せつける結果となった。
最後には、対決選手した選手と記念写真を撮影。さらには、参加者が着用したグラブに選手がその場でサインをし、記念にプレゼントされた。
これで、1日限定入団バイトも終了…かと思いきや、ここでセレッソ大阪からまさかのサプライズが。
「このあと丸橋選手、ソウザ選手のフリーキック教室のコーナーがあるけど、もしよければゴールキーパーで入ってみる?(セレッソ大阪スタッフ)」
5名全員の答えはもちろん「はい!やります!」
今日1日は選手として参加ということで、急きょフリーキックのゴールキーパー役としてイベントを最後までお手伝いすることに。
こちらのコーナーは、ファンと丸橋選手・ソウザ選手がフリーキックを対決する内容であったが、実際にプロのフリーキックをゴールキーパーとして体験する貴重な経験となった。
そして、PKでは全敗だったが、ここでは、丸橋選手・ソウザ選手のフリーキックを見事に阻止することに成功し、観客からは大きな拍手がおくられた。
最後はまさかのサプライズで、PKだけでなくフリーキックまで体験するというゴールキーパーとして最高の体験となった1日限定入団バイト。「プロの選手になった気分を味わうことができました」、「気持ちよかったです」と最高の表情を見せ、5名は会場を後にした。
By サッカーキング編集部
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