ヴァージル・アブローが手がけたナイキのスパイク「マーキュリアル ヴェイパー 360」が登場した。
「このマーキュリアルは、目と足の連携を高めるために、その間のギャップを埋めることを考えました。スパイクにあるドットは、ボールを蹴るのに最適なポイントです」とアブローは話す。
記述のアイデアには、二つの意味があるという。一つ目は、履く人がどこでボールを蹴ればいいかわかりやすくすること。二つ目は相手に強いメッセージを伝えること。
「私のアプローチとしては、もしこのスパイクを履いている人を私が見たら、自分はどう感じるだろうと考えました」と、高校時代にディフェンスを担っていたアブローは言う。「デザインは、エネルギーやメッセージを伝える強力なツールです。そして、このデザインには、一度見た人がもう一度見返したくなるようなユニークな性質があるのです。この一足は脅威を感じさせるのではないかと思います」
「マーキュリアル ヴェイパー 360 x Virgil Abloh」は、4月2日より nike.comで発売予定。