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日本フットゴルフ協会、主催大会での託児サービス開始「子育て世代を応援したい」

2018.03.05

 日本フットゴルフ協会が、子育て中でフットゴルフをプレーしたいパパやママに新サービスを展開する。3月24日に栃木県小山市のTBC太陽クラブで開催される「第34回ジャパンオープン」で「家族でHAPPY!お子様サービス」を実施。2歳児から小学校2年生までの子供を持つ大会出場者とその家族を対象に臨時の託児サービスを行う。

 各所で子育て支援が増える中、施設での託児所は徐々に増加傾向にあるが、スポーツイベント単体での託児サービスはまだまだ少ない。今回のサービスでは、大会中に子供や親たちがダンボールでそりを作り、ゴルフ場の芝の上をすべって楽しく遊ぶというもの。親がプレーしている間の一時預かりということだけではなく、ゴルフ場らしく子供たちに外で存分に遊んでもらい、緑や自然に触れ合ってもらうことも目的とした。

 サービス設置の背景には、大会や競技に参加するプレーヤー層がある。これまでのジャパンオープンの出場者の多くが子育て世代にあり、大会参加については、特に妻子のある男性の場合、留守番をすることになる家族の同意が必要だという。そこで、同協会ではパパである選手がプレーに専念してもらう一方で、その家族や子供たちにも来場いただき、フットゴルフやゴルフ場の素晴らしさを知ってもらおうと、主催大会での託児サービス設置を決めた。

 同協会の理事も、未就学児を育てる同様の立場から。「選手がゴルフ場に来てプレーするには、その奥様の多大な理解が必要。選手は普段からご家族に感謝しているが、せっかくならご家族で来場いただきたいと思っていました。そこでハードルとなったのが、ゴルフ場ではなかなかママと子供だけで数時間を過ごすことができないこと。今回のサービスはスポーツイベントとしては数少ない取り組みですが、フットゴルフを通じて子育て世代のパパママを応援していきたい」と話した。

 託児サービスは、資格を持つ経験豊富な保育士が担当。定員は先着制で10家族+子供のみ10名(4歳以上)の合計20組。料金は子供1人2000円~で対応する。本サービスとジャパンオープンの応募は、協会ホームページまで。
https://www.jfga.jp

By サッカーキング編集部

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