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原口元気、難病と戦う11歳の少年と涙の約束「早くよくなってサッカー一緒にしよう」

2017.06.23

 日本代表の原口元気が6月15日、心臓の難病に苦しむ菊地秋也(きくち しゅうや)君(11歳)のお見舞いのため、板橋区の日本大学板橋病院を訪れた。

 秋也くんは心室の壁が硬くなり、十分に膨らむことが出来ない原因不明の難病「拘束型心筋症」と戦っている。発病から5年以上、可能な限りの内科的治療をしてきたが、徐々に機能が低下。早期の心臓移植が必要となっている。

 秋也くんは浦和レッズで活躍した原口元気の大ファン。父親の陽介さんが「サッカーを見に行くといった何気ない日常を実現させてあげたい」と話した「秋也くんを救う会」立ち上げのニュースを見たことがきっかけで今回の訪問が決まったという。

 お見舞いに行った原口は、秋也くんにサイン入りのボールやスパイク、「早くよくなってサッカー一緒にしよう」と書いた色紙をプレゼントした。

 多くの医師の協力により、秋也くんの受け入れ先は移植が可能な米国アーカンソー小児病院に決定。しかし、海外での移植手術には、渡航費や手術費、滞在治療費など、一家での負担は大きい。そこで、「秋也くんを救う会」が結成されて寄付を募っている。

 目標額は1億2700万円。2017年6月22日時点で約9200万円が集まっている。

秋也くんを救う会 – 拘束型心筋症小児心臓移植募金活動

写真・動画・記事素材提供=秋也くんを救う会

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