『バロンiドール杯』フットサル部門第2節が2月25日に行われ、妄想キャリブレーションがこの日のトーナメントを制し首位に立った。しかし、FCアークジュエル、ベボガ!、虹のコンキスタドールも回を重ねるごとにチームごとの武器が色濃く表れるようになった。何より勝利には全力で喜び、敗北には本気で悔しがる、“選手”としての真剣な眼差しが全員に備わった。
試合後、第2節を4位で終えた虹のコンキスタドールが大会を振り返った。
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大和明桜「負けたけど……楽しかった!」
4人「おおっ!」
大和「だって、前回は全然勝てないし、点もたくさん決められて。でも今回は少し成長した部分が出て……良かった!」
的場華鈴「だって、アーオが1点決めてくれたもんね」
大和「うん、ファンの方に上手いって言われました。あれは……(しばしの沈黙)」
鶴見萌「何、その空白!?(笑)」
大和「スペース……、なんでもない!!」
中村朱里「必殺シュートの名前を考えてた(笑)。今日、私たち4人は、初めてのフットサルだったんですよ。きっと学校の授業以来じゃない?」
鶴見「高校? いや、中学以来? もしかしたら小学生の頃? とにかく相当久々にボールを蹴りました」
的場「こういう状態だからオフェンスもディフェンスも分からず。とにかく必死に力を合わせるところからスタートしました」
中村「今日、この日のためにあかりは、メンバーとファンの方の分のお守りを作って、それをみんな靴下の中に入れて戦ったんです。だから一致団結感が出たと思うんです」
大塚望由「そのおかげでミニゲームは優勝できたと思います」
的場「そうそう! ミニゲームは私たちとオタクの協力関係があってこその勝利ですよ。試合には勝てなくても絆の深さは優勝です!」
鶴見「あと、応援の声の大きさも。こういう所では虹コンは強いんですよね(笑)」
大塚「ただ、試合に負けるのは悔しい。なぜか未経験の私がキャプテンを務め、何の役にも立てず……無力さを痛感するばかりです。みんなの声援に救われました」
鶴見「次はちゃんとポジションを決めて、作戦もシッカリと立てよう。そこからスタートしなくちゃ」
中村「誰がどこに適しているかがサッパリわからないままの本番だったので、今日の試合を参考にもっと色々練って、体力も付けて次こそは1勝を勝ち取ります!」
的場「あと、キーパー用のグローブを用意しないと。望由ちゃんがグローブがない状態でキーパーをやってくれたんですよぉ。怖かったはずなのによく頑張ってくれたよね!」
大和「素手はイタイよ」
鶴見「ホント、ケガしないでよかったよ」
大塚「はい、ケガがなく元気に終われたから何より」
中村「無事に終わったことだし、次こそは勝つぞ~!」
全員「頑張りましょう!!」
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次回のフットサル部門第3節は、3月19日(土)開催。13日より、一般販売が開始予定となっている。
文=田口俊輔
写真=野口岳彦