2017.02.20

「成功と失敗を共有してほしい」風間八宏氏監修!親子で学ぶトラウムサッカー教室

サッカー総合情報サイト

これまでサッカーキング・アカデミーでは「【風間八宏氏監修!】トラウムトレーニングセミナー」が開催されてきた。トラウムトレーニングは、子どもたちにもっと自由にサッカーを楽しんでもらいたいという理念のもとに設立されており、今回は1月にも行われたお子様とその保護者の方を対象にした親子サッカー教室の開催が3月に再び決定した。

筑波大学時代から風間八宏氏と一緒に指導をしてきた内藤清志氏がトラウムトレーニングで幼児からユース年代まで幅広く指導してきた中で、子どもたちに対しどのような指導を行っているのか。そして、親子で一緒にサッカーをすることによって生まれるメリットについて伺った。

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――1月に行われた「親子で学ぶ!トラウムサッカー教室」では、どのような指導をされたのでしょうか?
内藤清志 トラウムトレーニングが大事にしている要素の一つである、ボールを自由に扱うというコンセプトは変わりません。ただ、サッカー経験がない保護者の方もいらっしゃったので、サッカーの場面でイメージしやすい練習をするということを意識しました。普段はボールを「止める」、「蹴る」といった基礎的な練習から入ることが多いのですが、試合中によくあるゴール前でのシュートシーンを想定した練習を中心に行いました。

――親子で参加するメリットを教えてください。
内藤清志 実際にボールを蹴ってみて、「ボールを足で扱うことって難しいな」と感じた保護者の方は多かったと思います。子どもと一緒に成功と失敗を共有してほしいというのが一つの狙いです。親子で一緒にメニューをこなしてもらう、子どもがサッカーをしている姿を近くで見ることによって、成功と失敗を一緒に共有してもらえるように意識してメニューを作りました。

――「止める」の技術はいつ頃から本格的に指導していけばいいと思いますか?
内藤清志 いつ頃から技術指導をしないというような考え方はトラウムのコーチたちは持っていません。自分が実際に指導している時に「この子、あんまり変わってないんじゃないかな」と思ってしまう時もまれにあるのですが、試合を見ていたら意外とボールをピタッと止めていたりします。やっぱり、“やらせる”という発想があると、結局は自分の思っているレベルでできないと、“できていない”と思ってしまうんですね。子どもは自分から望んでやっていけば、絶対に上手くなるので、あまりいつ頃からというのは意識しなくていいのかなと思います。逆に子どもたちから、「コーチ、どうすればいいですか?」と聞かれたらアドバイスしますし、普段の会話の中で「コーチだったら、こうするぞ」とボソッと言うだけで、子どもは休み時間に結構やっていたりするので、そこは考えて接するように心がけています。実際にピッチでプレーするのは、指導者ではなく選手たちなので、理想はグラウンドの中で何も言われなくても、選手が主体となってプレーしていることが一番です。究極を言えば、指導者の存在をあまり感じない状態が一番いいと思うんですよ。周りからの技術的・戦術的な指摘ばかりに固執せず、楽しいという感情をずっと持ちながら、プロサッカー選手になったり、ずっとサッカーを続けることができたら一番幸せだなとは思いますね。

――保護者の方はどのように子どもへ指導していけばいいのでしょうか?
内藤清志 先ほど言った、親子で成功と失敗を共有するというのはいいことですが、大人が先走り過ぎて正解ばかりを言ってしまうのは良くないと思っています。子どもも、「これをしなさい!」と言われてしまうと、頭の中がそればかりになってしまい、自由な発想が生まれにくくなってしまうものです。そこは指導者としても気をつけていることで、子どものことを思っているからこそ言いたくなってしまうと思うのですが、あくまでも子どもが主役です。成功と失敗を共有することで、子どもの背中を少し押してあげてほしいなと思います。

――今回参加を検討されている方へメッセージをお願いします。
内藤清志 トラウムトレーニングで大事にしている、ボールと身体を自由に扱えるようになることで、サッカーはより楽しくなります。そのためのトレーニングを考えていますので、サッカーの楽しさ、難しさを親子で共有してもらえたらいいなと思います。

TRAUM SV(ジュニアユース)監督
つくば校ヘッドコーチ
内藤 清志(ないとう きよし)

筑波大学蹴球部で活躍後、風間八宏氏の下で同部トップチームのヘッドコーチを務める。4年間その指導を学び、風間監督退任後はトップチームの指揮を執った。2010年、トラウムトレーニング設立時より子ども達の指導に携わり、多くの支持者を得てきた。風間氏は内藤氏を、「大切なことをしっかりと伝えることに長け、粘り強く選手達に接することができる指導者」と評する。今では、TRAUM SV(ジュニアユースチーム)監督、つくば校ヘッドコーチを任されている。
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