2016.12.06

ソサイチ(7人制サッカー)でアジアへ挑戦。ソサイチ日本選抜がタイ・バンコク遠征へ。

サッカー総合情報サイト

 一般社団法人日本ソサイチ連盟(http://j-society.com/)は、11/25(金)~28(月)の期間において、ソサイチ日本選抜を組織してタイへ遠征を実施。首都バンコクで行われる7人制サッカーの国際大会であるTHAI INTERNATIONAL CUP(タイ・インターナショナルカップ)に挑んだ。

遠征に参加するメンバーを選出するにあたり、関東では9/18(日)に味の素スタジアム(東京都調布市)にて、関西では10/22(土)J-GREEN堺(大阪府堺市)にて、それぞれセレクションを実施。
遠くは福島、山梨、静岡、愛知、岡山、福岡などからも熱い気持ちを持った選手が集結し、ミーティング、トレーニング、強化試合と、国内における各活動を通じてコミュニケーションを深め、限れた時間の中でチームとして戦える組織を作り上げた。

「ソサイチ日本選抜」特設サイト
※各活動の詳細は特設サイトをご覧ください。

応援マネージャーを務める信太美月さん(横浜みなとみらいスポーツパークにて)

応援マネージャーを務める信太美月さん(横浜みなとみらいスポーツパークにて)

タイで迎える初めての朝。
午前中はKANTO/KANSAIそれぞれに分かれてのトレーニング。
KANTOはイゴール監督を中心に、KANSAIは鈴木磨人監督を中心に、精力的にメニューをこなす。
練習の最後には「KANTO vs KANSAI」のトレーニングマッチも実施。大会前に怪我をしてしまうのでは…というほどお互いに熱の入った試合は、15分×2本を行い(2-2)(4-1)でKANTOに軍配が上がり終了。お互いの健闘を祈り、次の日の大会に備えクールダウンを入念に行った。

タイ遠征初日トレーニング後。7人制サッカーコート屋根付人工芝4面を有する素晴らしい施設にて。

タイ遠征初日トレーニング後。7人制サッカーコート屋根付人工芝4面を有する素晴らしい施設にて。

そして迎えた大会当日。
天候にも恵まれ、両チームともに気合十分。前日までの疲れも見せず大会へと臨む。
全6チームによる本大会は、3チーム×2ブロックの予選リーグ+順位決定戦のレギュレーションで行われた。

■KANTO予選結果
KANTOは好調な立ち上がりを見せ、初戦を8-3の大勝で終える。2戦目では相手の堅い守備の前に得点を挙げられず0-2と完敗。この時点で自力での予選リーグ1位通過の道は閉ざされた。

■KANSAI予選結果
KANSAIは初戦こそ2-2と引分けるも、2戦目は攻撃力で相手を圧倒し7-4で勝利を収める。一方で、予選リーグの順位がKANTO同様に他チームの結果次第となり、2戦目の集中力を欠いた時間帯での失点が不安材料を増やすことになった。

両チームともに、予選の残りの試合を緊迫した面持ちで見つめる。KANTOにおいては1勝1敗と特に追い詰められた状況だったことから、1位通過を半ばあきらめかけていた選手もいた。しかし勝負は最後まで何が起こるか分からない。
1戦目でKANTO相手に大敗したNorth Bangkokが、圧倒的に優勢とみられていたSamutprakanにまさかの勝利。得失点差でKANTOがブロック1位通過となる。

KANSAIは2戦目の失点の影響が心配されたが、Kasam bunditとChamchuriの対戦の結果、得失点差によりこちらも1位で予選を通過した。

2013年から行われているTHAI INTERNATIONAL CUPにおいて、日本選抜チーム同士が決勝戦へ進出するのは今回が初。前日のトレーニングマッチの余韻も残る中、闘志むき出しの戦いになる事が予想された。

これまで以上に集中して臨んだ決勝戦。お互いの手の内を知っている両チームだけに、ゆったりとした展開でスタートする。

試合が動いたのは前半5分。KANTOはハーフウェイライン中央付近で五十嵐がファールを受けてFKを獲得。キッカーの中川が右サイドにチョンと出すと、待ち構えていた野崎がワントラップで右足を振りぬく。野崎の強烈なシュートは約20mの距離からゴール左隅へ吸い込まれ、KANTOに待望の先制点をもたらす。

一方のKANSAIは先制されたことで攻撃にスイッチが入る。エース高田、藤本、田中のドリブル、キャプテン中西の展開力で徐々にペースを握る。GKと一対一となる場面があったものの、KANTO GK須田のファインセーブに阻まれ、前半はKANTOが1-0でリードして終える。

後半に入り一進一退の攻防が続く中、均衡を破ったのはKANTOのエース中川。井改がゴール前で張る中村に上げたロングフィードが流れたところを、裏のスペースに走り込んでいた中川が利き足の左で合わせ追加点。KANTOは2-0とリードを広げる。

反撃に転じたいKANSAIはここから怒涛の攻めを展開。吉見、高田、末田が次々にKANTOゴールに襲い掛かるが、KANTOはGKの米澤、ディフェンダーの奥田、井改が奮闘しゴールを死守する。

まずは1点を返したいKANSAIだったが、再度ゴールを挙げたのはKANTO。中川が放ったヘディングシュートのこぼれ球を拾ったキャプテン野崎が、素早く切り返して左足でゴール右隅へ流し込み3-0。無得点で終わった予選2試合目では幾度となく訪れたチャンスを活かせなかった事もあり、決勝戦ではその悔しさを晴らす2ゴール目を奪う。

後半残り6分であとが無くなったKANSAI。エース高田にボールを集め挽回を図るも、米澤、井改、齋藤を中心に集中して守るKANTOの前に思うようにチャンスを創り出すことできず、得点を挙げれずに試合終了の笛を迎えた。

優勝はKANTOチーム。歓喜の瞬間。

短い期間ではあったが、各チームが活動を通じて組織としてまとまり、チームとしての個性が育まれて行くにつれ、ここで解散してしまうのが本当に惜しいほどの魅力を感じさせてくれた。

異国のサッカーに触れ、異国の文化に触れ、気候も言語も日本とは何もかも違う場所での経験は、各選手個人の今後の人生においてもかけがえのないものとなるはずだ。

過去の選抜メンバーには、このソサイチ日本選抜の遠征をきっかけにサッカー選手として道を切り拓いていった者もいる。「サッカー選手として、また、ひとりの人間として今回のこの活動を次のステージに活かしてもらえたら、これ以上の喜びはない。また、どんな形であれ、彼らがこれを機会にさらに飛躍していくことを願っている。」と日本ソサイチ連盟のスタッフはメッセージを贈った。

タイ遠征最終日、食事会場にて。

日本ソサイチ連盟では定期的に選抜チームを結成・発足。ソサイチの普及活動の一環として、海外への遠征活動を行っている。国内においてはまだまだ普及段階にあるこの7人制サッカーだが、今回の活動でも新たな魅力や可能性を感じさせてくれた。
エンジョイプレーヤーから競技志向のプレーヤー、年齢、性別、国籍など関係なく、「誰もがいつでも気軽に楽しめるフットボール」として、このソサイチの普及・発展を今後も推し進めていく。

【KANTO結果】

予選第一試合
vs North Bangkok
8-2 win
得点者:中川(貴)×3/斎藤×2/吉田/奥田/加瀬

予選第二試合
vs Samutprakan
0-2 lose
得点者:ナシ

決勝戦
vs KANSAI
3-0 win
得点者:野崎×2/中川(貴)

【KANSAI結果】

予選第一試合
vs Kasam bundit
2-2 drow
得点者:中西/高田

予選第二試合
vs Chamchuri
7-4 win
得点者:高田×3/末田×2/中西/吉見

決勝戦
vs KANTO
0-3 lose
得点者:ナシ







オフィシャルサプライヤー:WARRIX JAPAN(https://www.warrix.jp/)
協力:株式会社ユーロプラスインターナショナル(http://europlus.jp/)/エフチャンネル(http://www.f-channel.net/)

※当初はそれぞれ(関東/関西)の活動において、場所も時期も全く異なる国内外の活動を予定しておりましたが、この度のタイの情勢の影響により臨機応変の活動内容となりましたこと、ご報告させて頂きます。

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