2016.11.07

【レポート】海外で活躍できる若い人材を育てるために

サッカー総合情報サイト

 10月21日(金)に東京都八丁堀のFootball★Plazaで、サッカーキング・アカデミー アルビレックス新潟シンガポール 特別セミナー「メディア戦略がチームを強くする」が開催され、学生やビジネスマンが参加した。

 講師を務めるのは、アルビレックス新潟シンガポール 是永大輔氏。携帯電話サッカーサイトの編集長として日本最大の会員数を集め、ジャーナリストとしても活躍。
FCバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドFC、リバプールFCとの新規事業を立ち上げた後、2008年にアルビレックス新潟シンガポールCEO兼チェアマンに就任。以降、独立採算で黒字経営を続け、売上規模を8倍に拡大。スペイン、カンボジア各国リーグへの参戦やマレーシア、タイ、ミャンマーなどにもビジネスを展開。クラブハウスにカジノを併設するなど革新的な多角化事業を展開し、注目を集めている。

「アルビレックス新潟シンガポールの社長をやってくれる人探しているんだよね」ととある会議で議題に上がり「俺やっていいですか?」と2つ返事で就任を決めたという是永氏。「就任当時は経営が粗悪でチームの撤退の話も出ている状況の中、このままじゃダメだと思いアルビレックス新潟からのお金をもらうことをやめて、独立採算で経営することをきめました。」と当時を振り返った。

「The Reason」というスローガンを掲げ、チームの改革を図った是永氏。アルビレックス新潟の選手ではなく無名の若い選手を集めチームを構成し、そこで活躍した選手たちを世界各国へ移籍させ、世界へチャレンジができる場を提供した。そうすることで、Sリーグの価値も上げ、シンガポールという国に対してもプロチームとして社会貢献活動をするという、当たり前のことを行っただけで、初年度から黒字化経営することが出来たという。そして今年Sリーグ優勝という結果をもたらした。

「未来を見せましょう。選手、スタッフたちに」と活動の拠点をシンガポールだけでなく世界各国に広げた是永氏。世界で戦う日本人の育成を始め、新たな試みとしてアルビレックス新潟バルセロナを立ち上げた。

「サッカー選手を生み出すのではなく、よりサッカー界で働くためにチャレンジできるような若い人材を育てたい」と熱く語った是永氏。現在、全く新しいタイプのサッカー留学を目的としたバルセロナフットボールアカデミーが開校されている。
「本場スペインの空気を感じながらサッカー語であるスペイン語を習得するためのカリキュラムを組み込み、より国際社会で通用する人材を育てられれば世界を変えることができるのでは」と是永氏は今後への期待を語った。

 講義終了後には懇親会が行われ、是永氏と参加者とで交流を深めた。懇親会終了時間まで是永氏への質問の列が途切れることはなく、和やかな雰囲気の中セミナーは幕を閉じた。

 講義終了後のアンケートでは「世界のクラブ経営の面白さが伝わりました。日本におけるクラブ経営とは全くイメージが違うと感じました」や、「逆境をはねのけるパワーがとても印象的で、なおアイディアが多才である点がまさに経営者向きであると感じました」といった感想が挙げられた。

サッカーキング・アカデミー

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