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【レポート】「育成のセレッソ」を先導する、2トップによるセミナーが開催

By サッカーキング編集部 2016.08.09

サッカー総合情報サイト

 7月29日(金)、大阪・心斎橋にあるヒューマンアカデミー大阪校にて、サッカーキング・アカデミー特別セミナー「育成のセレッソが目指す未来像」が開催された。今回は2名の講師を迎え、それぞれの立場で考えるセレッソ大阪の将来を語るセミナーとなった。

 今回の講師は大阪サッカークラブ株式会社 代表取締役社長の玉田稔氏と、一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブで代表理事を務める宮本功氏だ。玉田氏はチーム名の検討や、チームカラーにピンクを採用するなど、クラブ創設の立役者として知られる人物でもある。一度はクラブを離れたが、昨年2月に社長としてクラブに復帰した。一方の宮本氏は、Jリーグ参加初年度には選手としてセレッソ大阪に所属し、その後クラブスタッフを経験。ヤンマー株式会社で営業として勤務した後に、2004年から再度クラブ運営に携わる。育成をはじめ、広報やホームタウン事業など様々な経験を積み、2010年から育成部分を独立させた現組織で代表を務めている。

 第1部は玉田氏が登壇し、クラブ創設時の裏話やこれまでの歩み、また現状と今後のクラブ戦略について話した。現在では日本代表経験者や海外クラブで活躍する選手を輩出するセレッソだが、そこに至るまでに様々な課題を乗り越えてきた事を振り返った。クラブ創設に携わった玉田氏でなければ語れない、貴重な話を聞くことができた。また、セミナーテーマでもある育成や、スタジアム戦略についても触れ、クラブとしての方針を改めて語った。

 第2部では宮本氏が具体的な育成の現状や、コーチングスタッフに求める指導方針などを解説した。「世界基準によるプロサッカー選手の育成」を目的として活動するアカデミーでは、全カテゴリーでのタイトル獲得を実現するなど、着実に成果を上げている。多くの写真を交えながら、長期的なビジョンの元に推進している活動の内容を説明した。トップチームの状況に左右されず、継続的に世界基準の選手を生み出すための施策を、多様な切り口で行っているのである。

 第1部、2部ともに質疑応答の時間では、参加者から多くの質問が寄せられた。いずれもより深い内容に迫る回答となり、セミナー終了後のアンケートで「もっと質問の時間を設けて欲しかった」という声が上がるほどであった。育成部門を別組織として運営するという、独自路線を走るセレッソ大阪は、今後も世界へ羽ばたく選手を生み出し続けていく。

サッカーキング・アカデミー

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