2014.03.08

盤石の名古屋、優勝を狙う大分が決勝T進出へ大きく前進/PUMA CUP 2014

仁部屋の2得点で流れをつかんだ大分が大一番で勝利を収めた [写真]=松岡健三郎

SK_PUMA CUP 2014_0308_01 8日、「PUMA CUP 2014 第19回全日本フットサル選手権大会」の1次ラウンド2日目が行われた。前回大会王者の名古屋オーシャンズは、同組にFリーグのチームがいないグループD。1日目を14−1と大勝し地域チームとの格の違いを見せ付けると、2日目のこの日も、九州地域第1代表のボルク北九州に6−0で完勝。決勝トーナメント進出を決定的なものにした。

 グループDと同会場のテバオーシャンアリーナで行われているグループC。この日一番の盛り上がりを見せたのはバサジィ大分と府中アスレティックFCの一戦だった。Fリーグ同士の戦いとあって、激しくスピーディーな展開のシーソーゲームとなった。

 キックオフは府中。左サイドをドリブルで駆け上がった皆本晃から中央の小檜山譲へ渡ると、これをダイレクトで合わせて、ワンプレーで先制点を決めた。前日の試合でミスが目立った大分は、「大会への緊張か、(先週まで戦っていた)プレーオフ(によるコンディションの影響)か。全体的にも個人的にも体が重かった」(小曽戸允哉)と、前日の悪い流れのまま試合に入ってしまっていた。

 しかし、「早い時間だったので全く焦りはなかった」(仁部屋和弘)と、すぐに高い位置からプレスを掛けてボールを奪うと、ペナルティーエリア内でシュートブロックに入った山田 ラファエル ユウゴの手にボールが当たり、大分がPKを獲得。これを仁部屋が決めて大分が4分で試合を振り出しに戻す。大分は勢いそののままに、30秒後にカウンターから仁部屋が決めて一気に逆転に成功した。再びスコアが動いたのは10分。府中は小山剛史のシュートのこぼれ球を皆本が決めて同点に。しかし、その1分後にカウンターから小曽戸のパスをディドゥダが冷静に決め、大分がリードを奪って試合を折り返した。

 後半も早い時間に試合が動く。22分、大分はカウンターから中村友亮が右サイドでタメを作ると、タイミング良く中央に走り込んで来た田村龍太郎が決めて4−2とリードを広げる。しかし28分に府中が小山のゴールで1点差に詰め寄り、さらに残り4分を切ったところでGKをフィールドプレーヤーと交替してのパワープレーで同点を狙いにいった。

「1点でよかった」(皆本)と、府中にとっては引き分けで終わることも想定の範囲だった。何としても1点が欲しかった府中だが、相手の決定機を妨害した山田 ラファエル ユウゴが2枚目のイエローカードで退場。1人少なくなってしまった府中は、残り時間1分58秒の間、一度もボールを触らせてもらえずにタイムアップ。試合は大分が1点差を守り切って4−3で勝利した。

 グループCで首位に立ち1次ラウンド突破へ大きく前進した大分。一方で自力での突破の可能性が限りなく低くなった府中は、明日のカティオーラ・アズナ(九州地域第2代表)戦で大量得点を挙げて勝利した上で、ワイルドカードでの決勝トーナメント出場権を得るために他グループの結果を待つことになる。

■大分・仁部屋和弘
「今日はグループリーグで一番大事な試合だったので全力でプレーした。大分の戦い方は、リーグ戦でやってきたことと変わらない。この大会で2連勝したことがなかったのでうれしいですね。優勝するにはもっとレベルを上げていかないといけないので、次もしっかり勝って、集中して練習していきたい」

■府中・谷本俊介監督
「前半の3失点目が痛く、流れを引き寄せることができなかった。大会前にダンタスがケガをしてしまい、小山もケガから復帰したばかり。そんな状況でピヴォを使わずに4人でボールを回すセットを組んだが、大分にはうまくいかなかった。まだ(大会は)終わっていないので、明日の試合を頑張りたい」

文・写真=松岡健三郎

PUMA CUP 2014 第19回全日本フットサル選手権大会 1次ラウンド
2014年3月8日(土)
会場:舞洲アリーナ(大阪府)
<グループA>
10:00 フウガすみだ 14-0(7-0、7-0) プラセールフットサルクラブ
12:15 デウソン神戸 4-3(0-3、4-0) 湘南ベルマーレ
<グループB>
14:30 バルドラール浦安セグンド 5-2(2-1、3-1) 広島エフ・ドゥ
16:45 シュライカー大阪 7-0(3-0、4-0) あがりゃんせフットサルクラブ

会場:テバオーシャンアリーナ(愛知県)
<グループC>
10:00 カティオーラ・アズナ 2-7(0-4、2-3) ビークス白山
12:15 バサジィ大分 4-3(3-2、1-1) 府中アスレティックFC
<グループD>
14:30 ディヴェルティード旭川 3-9(0-3、3-6) ロボガト
16:45 名古屋オーシャンズ 6-0(1-0、5-0) ボルク北九州

会場:エコパアリーナ(静岡県)
<グループE>
14:30 エスポラーダ北海道 5-2(0-0、5-2) カフリンガ東久留米
16:45 アグレミーナ浜松 3-0(0-0、3-0) デリッツィア磐田

会場:古川総合体育館(宮城県)
<グループF>
14:30 バルドラール浦安 3-0(2-0、1-0) SWHフットサルクラブ
16:45 ヴォスクオーレ仙台 1-4(1-3、0-1) ペスカドーラ町田

<グループA順位>
1位 フウガすみだ 勝点4(+14)
2位 デウソン神戸 勝点4(+1)
3位 湘南ベルマーレ 勝点3(+3)
4位 プラセールフットサルクラブ 勝点0(-18)

<グループB順位>
1位 シュライカー大阪 勝点4(+7)
2位 バルドラール浦安セグンド 勝点4(+3)
3位 あがりゃんせフットサルクラブ 勝点3(-6)
4位 広島エフ・ドゥ 勝点0(-4)

<グループC順位>
1位 バサジィ大分 勝点6(+5)
2位 府中アスレティックFC 勝点3(+6)
3位 ビークス白山 勝点3(-2)
4位 カティオーラ・アズナ 勝点0(-9)

<グループD順位>
1位 名古屋オーシャンズ 勝点6(+19)
2位 ロボガト 勝点3(+5)
3位 ボルク北九州 勝点1(-5)
4位 ディヴェルティード旭川 勝点0(-19)

<グループE順位>
1位 エスポラーダ北海道 勝点4(+3)
2位 アグレミーナ浜松 勝点4(+3)
3位 カフリンガ東久留米 勝点1(-3)
4位 デリッツィア磐田 勝点1(-3)

<グループF順位>
1位 ペスカドーラ町田 勝点6(+5)
2位 バルドラール浦安 勝点6(+4)
3位 ヴォスクオーレ仙台 勝点0(-4)
4位 SWHフットサルクラブ 勝点0(-5)

※各グループ1位チームと、グループ2位のうち成績上位2チームが決勝トーナメントへ進出

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