2014.01.26

来季Fリーグ参入のフウガすみだが全国の舞台へ/PUMA CUP 2014 関東大会

関東大会で見事優勝し本大会出場権を手にしたフウガすみだ [写真]=本田好伸

0126_SK_futsal_001 PUMA CUP 2014 第19回全日本フットサル選手権大会関東大会が25日、茨城県の取手グリーンスポーツセンターで行われ、来シーズンよりウイダーFリーグへの参入が決まっているフウガすみだが優勝。準優勝したバルドラール浦安セグンド、3位決定戦で勝利したカフリンガ東久留米とともに、3月に行われる本大会出場を決めた。

 PUMA CUPはフットサル日本一を決める大会であり、地域リーグや各都道府県リーグを戦うクラブが、ウイダーFリーグのクラブと同じ舞台で戦うことができる唯一の大会。いわば、天皇杯のような位置付けの大会だ。そのため地域のチームはみな本大会出場を目標に掲げ、最後の登竜門である地域大会を戦う。

 この日、その全国9地域大会のうちの関東大会最終日が行われた。予選大会の参加チーム数が多い関東には本大会出場枠が3枠与えられているため、この日の初戦となった準決勝で勝利すれば本大会出場が確定する。一方で準決勝で敗れてしまった場合、最後の1枠の出場権を懸け、激闘必至の3位決定戦を戦うことになる。そういった意味合いからも、関東大会は3位決定戦が決勝戦の後に行われる。

 過去には数々の波乱が巻き起こってきた関東大会だが、今年は優勝候補筆頭のすみだが順当に関東地域第1代表の座をつかんだ。準決勝の東久留米戦は、7分に諸江剣語のゴールで先制すると前半こそ1-0で折り返したが、後半にたたみ掛けて3点を奪取。終盤には、試合終了から約3時間後に行われる決勝戦を見据えた選手起用も見られるなど、4-1で貫禄勝ちを収めた。

 続く浦安との決勝戦も、自力の差が出た試合となった。12分にキャプテンの金川武司の得点で先制すると、追加点こそ生まれないもののボールをキープし試合の主導権を握っていく。対する浦安は、後半勝負を見越して過度のリスクを負わず、ハーフラインからの守備に徹していた。すると後半、23分に浦安に同点ゴールが生まれ試合は振り出しに。しかしすみだは慌てることなく、次第に浦安を追い詰めていくと28分に太見寿人が勝ち越し弾を放ち、29分には岡山和馬のゴールで点差を広げた。

 すみだのストロングポイントの一つは、ゲームマネージメント力にある。須賀雄大監督は、対戦相手、試合の流れ、時間帯、点差、コンディションなどを的確に読み取った上で選手をピッチに送り出す。その意図を汲み取った選手たちも、「今何をすべき時間なのか」を明確に理解し、その時々で最適なプレーを選択し続ける。監督の経験からなる指示とピッチで戦う選手の判断が絶妙に噛み合ったすみだは、地域では頭一つ抜き出た存在だ。

 結局、決勝戦はその力を見せ付けた上、まだ底を見せていない印象を残して3-1で逃げ切り勝ち。2009年大会で日本一の栄冠を手にし、前回の2013年大会決勝で名古屋オーシャンズとの激闘を演じて準優勝を手にした彼らが、再びの頂点に挑戦する権利をつかみ取った。

 なお、本大会1次ラウンドは3月7日から9日に宮城県、静岡県、愛知県、大阪府の4会場に分かれて争われ、勝ち上がった8チームが3月14日から16日に東京都の国立代々木競技場第一体育館で行われる決勝トーナメントを戦う。また大会に先立ち、2月10日に都内で公開抽選会が行われ、1次ラウンドおよび決勝トーナメント1回戦の組み合わせが決定。この抽選会は一般観覧者30組60名を招待して実施される。

[PUMA CUP 2014 第19回全日本フットサル選手権大会 関東大会]
日時:2014年1月25日(土) 会場:取手グリーンスポーツセンター(茨城県)

準決勝
フウガすみだ(関東リーグ1位) 4-1(1-0、3-1) カフリンガ東久留米(関東リーグ4位)
ブラックショーツ(関東リーグ3位) 3-3(0-3、3-0、PK3-5) バルドラール浦安セグンド(千葉県1位)

決勝
フウガすみだ 3-1(1-0、2-1) バルドラール浦安セグンド

3位決定戦
カフリンガ東久留米 7-2(4-1、3-1) ブラックショーツ

文・写真=本田好伸

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