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“本田超え”の10番MF寺村介に星稜・河崎監督「本当に頼もしいキャプテン」

2014.01.11

星稜のキャプテン寺村(右) [写真]=瀬藤尚美

 11日に行われた全国高校サッカー選手権準決勝で、京都橘を下して石川県勢初の決勝進出を決めた星稜。ミランに加入した日本代表MF本田圭佑の母校でもある同校は、3度目の国立にしてついに決勝の舞台に辿り着いた。

 最初の国立は本田を擁した2004年大会。2度目は昨年で、どちらも準決勝で敗れてベスト4が壁となった。今大会、ちょうど同時期に本田のミラン移籍加入が重なり、10番を背負うキャプテンのMF寺村介には、勝ち進むにつれて本田絡みの話題がつきまとった。

 しかしそうしたプレッシャーをものともせず、見事同校初の決勝進出に導いたキャプテンは、「これまでの試合は守備陣に助けられていたので、今日は攻撃陣が爆発しなければならないと思っていました。僕たちは日本一を目標にやってきたので、絶対に日本一になりたいと思います」と力強くコメント。

 河崎護監督も、「寺村と本田が対比されることが多かったのですが、彼自身は、そういう考え方をしていませんでした。ベスト4の壁だとか、先輩たちがどうだとか、本田君がどうだとかではなく、自分たちは自分たちの目標として日本一を目指すんだと、そう言っていたんですね。それを聞いて、本当に頼もしいキャプテンだなと、よく引っ張ってくれているなと思いましたね」と、目を細めた。

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