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FIFA eW杯日本代表18歳ナスリ選手は大会初勝利、決勝T進出に望み

2018.08.03

初日を1勝1分3敗で終えたナスリ選手(同大会の登録名は「Web選手」)

 国際サッカー連盟(FIFA)が主催するeスポーツの世界大会である、FIFA eWorld Cup Grand Final 2018(2日、ロンドン)に出場している日本代表のナスリ選手(同大会の登録名は「Web選手」)は、プレイステーション4部門のグループCで登場。大会初日は5試合が行われ、初戦を引き分けで発進したナスリ選手は、2戦目から4戦目を落とすも、5戦目で待望の大会初勝利を飾った。1勝1分3敗の勝ち点「4」を獲得し、同グループ8選手中7位という厳しい結果となったが、明日のグループリーグ予選2日目(8月3日現地時間12時)から始まる残り2試合に決勝トーナメント進出の望みを繋いだ。

 ナスリ選手はグループリーグ初日の試合後、インタビューに応じた。以下、一問一答。

――大会の感想を教えてください
「シンプルに残念です、はい」

――でも、5試合目で初勝利できました。
「もう手遅れでした。相手もたぶん同じ状況だったので(勝てたと思います)」

――初戦、終了間際で3-3に追いつかれてしまいました。
「2点差あったのでもったいない感じでしたね」

――最後の守りの部分はいかがでしたか。
「相手が3バックにしてきて、普通にやられてしまいました」

――初めて世界レベルの決勝大会でしたが、レベルはいかがでしたか。
「前回もアムステルダムで結構(対戦を)やったんで、まあ…(改めて)強いなあという感じです」

――強い、具体的にどのあたりでしょうか。
「具体的にというより全部、1個1個、全部です」

――逆に、やれてたところはありますか。
「今回に関してはないですね」

――eW杯独特の通信環境はいかがでしたか。
「世界大会は(通信環境が)重いので慣れているんですけど、(結果としては)厳しいですね」

――ナスリ選手そのものに対して、プレーに対する対策は感じましたか。
「いや、してないと思います流石に……」

――逆に、相手選手に対する研究はしましたか。
「そこまで手が回らなかったです」

――eW杯ということで人も多く、普段と比べてやりにくいというところはありましたか。
「まあそんなないですけど、体調面で…いろいろありまして。ちょっとコンディション不足でした」

――移動で時差が影響しましたか。
「移動の前の数日にいろいろあって疲れとか取れず、移動中もあまり寝れず、みたいな。で、風邪引いたみたいな。風邪薬はドーピングで飲めないので……。13時間くらい寝たんですけど、ダメでしたね(笑)」

――緊張や環境の違いも少しずつありましたか。
「そうですね。ストレスですね」

――何日前くらいからeW杯だという重圧がありましたか。
「正直そういうのはあまりなくて、試合始まるまで緊張はしないんですけど。まだ慣れていない、まだ2回目で海外が。自分自身、慣れないところだとストレスが大きいという感じがしました」

――例えばもっと国際大会に数多く出ていくと緊張とかは減ると思いますか。
「まあ減ってくると思います。移動の面も。飛行機めちゃ怖かったりするので、そういうのが無くなれば、慣れて。もっと楽になるかなと思います」

――自分が初めて世界に来て、もっとこうした場所に来た方が良い、とか、自分がプレーしたら世界が広がったみたいなことはありましたか。
「経験って大事だなって。経験なんて意味ない、と思ってたんですけど、経験って大事だなあ、と考えが変わりました」

――明日まだ2試合残ってます。明日の目標は。
「明日はまあ、2回……良い勝負できればと思います。両者とも凄い選手なんで、勝てるとは思わないですけど、良い勝負できればなって思います」

――こっちで他の選手と話したりはするんですか。
「まあ、対戦終わった後にちょっと、って感じですかね」

――特に仲の良い選手はいますか。
「いや、言葉が……(笑)。言葉が通じないんで、仲が良いとかはあんまりないですね」

――何か例えば、英語をもう少し話せたらとか感じますか。
「それは、ありますね」

――そこは今後のモチベーションになりますか。
「また来年、(eW杯の決勝大会に)来れるために、1年間頑張ろうかな、って切り替えて考えてます」

――ありがとうございました。
「ありがとうございました」

記事提供=VAMOLA eFootball News

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