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香川真司、冨安健洋、柴崎岳らが地方を盛り上げる! 水沼宏太「子供たちの未来にもつながる」

2022.09.27

トークセッションに参加したトップアスリートたち

 アスリートたちのチカラで地方からミライを創るSDGsプロジェクト『地方からミライを』のトークセッションが26日、東京都内で行われ、各競技のアスリートと共にサッカー界からは横浜F・マリノスのMF水沼宏太選手が参加。自身の出身地への思いや、今後の活動に向けた決意などを語った。

 今回のプロジェクトは、アスリートのマネジメント事業を中心に活動する株式会社UDN SPORTSに所属し、地元への熱い思いやSDGsに関心のあるトップアスリートの故郷・地元・関係地域の企業が、アスリートの肖像を商品やサービスのPR、企業のブランディングの際にアンバサダーとして活用することができ、企業の事業活動の推進につなげると共に、最終的には現地で子供・ファンと体を動かすコミュニケーションイベントなどを実施して地域でのムーブメントを作っていこうというもの。

 特徴としては、個別企業のキャスティングでは数千万円ほどかかるケースもあるトップアスリートの肖像をシェアリングするという概念のもと、月額数十万円という料金帯で利用することが可能となり、大企業でなくともハードルを下げて利用可能となる枠組みだ。有名アスリートがアンバサダーとなることによる収益的な効果や、従業員のモチベーションアップという組織力向上の効果などが期待される。

 トークセッションに参加した水沼は、自身の出身地である神奈川県について「色々な顔を持った県だと思っています」と語り、「中心にある横浜には僕が所属している横浜Fマリノスもありますし、みなとみらいなど、デートスポットやファミリーでもいけるような場所もあります。ちょっとゆっくりしたければ、鎌倉や箱根の温泉があり、海に行きたければ湘南や江ノ島に行ったり、色々なことができるのが神奈川県だと思っているので、僕は本当に育った神奈川県を誇りに思っています」と地元愛を強調。

 また、地元企業との取り組み関しては「ポテンシャルはすごくあるなと感じているし、期待する部分もすごく大きい」との見解を示し、「アスリートとして企業の方々との関係性を作っていくことがこれから大事になるんじゃないかと思っているので、そういう場を作っていきたいと思っています。そういうところでコミュニケーションをとることが、子供たちの未来にもつながると思う」とコメント。今回のプロジェクトを通した活動への意欲を口にした。

 今後に向けては、「Jリーグも終盤に差し掛かっていて、僕が所属するマリノスにも優勝の可能性があり、とにかく優勝目指して頑張ることが横浜や神奈川を盛り上げるきっかけにもなると思うので、見てくださる方が夢や希望、そして勇気を持っていただけるようなプレーをどんどんしていきたいですし、それが僕たちの使命だと思っているので、そこに全力を注いでいきたいと思います」と述べると共に、他のアスリートと共に「静岡で甚大な被害が起きてしまったので、そこに対して何ができるかを考えて行動に移していければ」との思いも口にした。

 なお、当初は14名のトップアスリートでスタートし、今後も多くの選手が参画を予定。全国津々浦々の地域出身のアスリートが集う形を目指していくとのこと。サッカー界からは、水沼以外にも、香川真司、柴崎岳、原口元気、冨安健洋、酒井高徳、清武弘嗣、山口蛍、長谷川唯といった選手が参画する。

By サッカーキング編集部

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