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モラタ売却失敗のレアル、ムバペ獲得の資金調達のためにMFを売却か

2017.07.10

トッテナムへの移籍が噂されたコヴァチッチだが、現在交渉は停滞中のようだ [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードがクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチの売却を検討しているようだ。イギリス紙『メトロ』が9日付で報じた。

 レアルの他にもパリ・サンジェルマンやアーセナルなどが強い関心を寄せる、昨シーズン大ブレイクを果たしたフランス代表FWキリアン・ムバペ。

 モナコ側は同選手の放出に1億5000万ユーロを要求している模様。豊富な資金力を持つレアルといえど気軽に手を出せる金額ではないようで、今シーズン出場機会が限られていたスペイン代表FWアルバロ・モラタや、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスなどの売却で得た利益をムバペ獲得の資金に充てようと目論んでいたようだ。

 しかし、モラタの移籍がほぼ確実とみられていたマンチェスター・Uは一転して、ベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得を発表。モラタの移籍は白紙に戻され、ハメス・ロドリゲスの移籍先も依然として定まらず、クラブはコヴァチッチの売却を考慮し始めた模様だ。

 コヴァチッチの移籍先は先日、接触が噂されたトッテナムが有力とみられている。だが、同クラブがコヴァチッチの高額な給料に二の足を踏んでいるようで、移籍の可能性がやや低まり、レアルの資金調達は依然として不透明な状況である、と同紙は締めくくった。

By サッカーキング編集部

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