バーンリー戦で退席を命じられたヴェンゲル監督(右) [写真]=Getty Images
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、イングランドサッカー協会(FA)による処分を受け入れる意向を示した。イギリスメディア『BBC』が26日付で伝えている。
同監督は、22日に行われたプレミアリーグ第22節バーンリー戦で、後半アディショナルタイムにバーンリーにPKが与えられたことで激怒。第4審判のアンソニー・テイラー氏への過剰な抗議から、退席を命じられた。一部報道では同監督がジョナサン・モス主審に対して「詐欺師」などと侮辱したともされている。
26日にはFAがヴェンゲル監督を呼び出し、調査を実施した。調査後にインタビューに応じた同監督は「すでに公に向けて言ったことを話してきた」とコメント。「罰せられるのか、どのような処罰になるのかは分からない」とFAの決定待ちであることを明かした。処分が下された場合は受け入れるのかという質問には、「受け入れる」と明言。自身のとった行動を反省している様子だ。
同メディアは2012年に当時ニューカッスルを率いていたアラン・パーデュー監督(現クリスタル・パレス)が副審を突いた際の処分内容を掲載。同監督には2試合のベンチ入り禁止処分と2万ポンド(約300万円)の罰金処分が下されたが、ヴェンゲル監督にも同様の処分が下されるのではないかとした。
By サッカーキング編集部
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