セビージャへ加入したMFナスリ [写真]=Getty Images
移籍期限最終日の8月31日に、マンチェスター・Cから日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャへのレンタル移籍が発表された元フランス代表MFサミル・ナスリは翌日、移籍の舞台裏について言及した。大手メディア『ESPN』などが伝えている。
昨シーズンのプレミアリーグで12試合の出場にとどまったナスリ。ジョゼップ・グアルディオラ監督が就任した今シーズンも定位置を掴めず、ここまでの2016-17シーズンで出場した試合は、8月28日に行われたプレミアリーグ第3節のウェストハム戦のみとなっていた。しかしナスリは、「最後の瞬間までずっと、グアルディオラは僕に残留を求めた。今後はプレーすることになると言ってきたんだ」と語り、指揮官が自身を戦力として捉えていたと主張した。
指揮官からの慰留があったにもかかわらず、1年間のレンタル移籍という形でクラブを離れる決断をしたナスリ。その理由については、「ファミリーのようなクラブを欲していた。僕を愛し、たくさんのプレー時間を与えてくれるクラブをね。セビージャはそれを与えてくれると思ったんだよ」と明かしている。
「昨シーズンは僕にとって難しいシーズンになった。でも今は、本当にセビージャで僕のプレーを示したいんだ」と新天地での活躍へ向けて意気込んだナスリ。清武と同じ攻撃的MFでの起用が予想されるが、「フィジカル的にも良い感じだ」と好調ぶりをアピールした。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト