水沼宏太のゴールを祝うFC東京の選手たち [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
2016Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップの沖縄ラウンド第2戦が27日に行われ、コンサドーレ札幌とFC東京が対戦した。
24日に開幕したニューイヤーカップ。今年から新設された沖縄ラウンドには札幌、FC東京、FC琉球、東京ヴェルディが参加している。開幕戦で東京Vに敗れた札幌は4名の選手を入れ替え。中盤にMF堀米悠斗、最前線にFW都倉賢が起用された。対するFC東京はスコアレスドローに終わった琉球戦から大幅なメンバーチェンジ。DF高橋秀人、MF水沼宏太を除く9名を入れ替え、DF森重真人やFW前田遼一がスタメンに名を連ねている。
試合は開始早々に札幌の得点で動く。3分、相手DFラインの裏でルーズになったボールを拾った都倉がそのままエリア内に侵入。GKとの1対1を制してゴール左に流し込んだ。立ち上がりに失点を喫したFC東京は直後の5分にハ・デソンがミドル、8分にはドリブルでエリア内左に切り込んだ阿部拓馬が右足で狙ったが、いずれも得点とはならない。
徐々に試合の主導権を握り始めたFC東京は20分、右サイドでボールを持った米本拓司がマイナス方向にグラウンダーのクロスを送ると、これを前田がスルー。エリア手前中央の阿部が右足インサイドで合わせたが、シュートはGKに阻まれた。
すると41分にFC東京が試合を振り出しに戻す。エリア手前右、絶好の位置でFKを獲得すると、キッカーの水沼が右足で直接狙ったシュートがゴール右上に吸い込まれた。試合はこのまま1-1で前半を折り返す。
札幌はGK阿波加俊太に代えて金山隼樹を投入したほか、進藤亮佑、櫛引一紀、堀米悠斗、都倉を下げて永坂勇人、内山裕貴、前貴之、神田夢実と計5名を入れ替えて後半に臨む。一方のFC東京も駒野友一、米本、東慶悟、前田の4人を下げて丸山祐市、羽生直剛、田邉草民、橋本拳人を投入した。
後半立ち上がりは札幌がボールをキープする時間が続いたが、チャンスを作り出すまでにはいたらず、均衡した展開を打開すべく、両チームとも選手交代に動く。FC東京は63分、徳永悠平と森重を下げ、小川諒也とネイサン・バーンズを投入。札幌は1分後、宮澤裕樹に代えて稲本潤一をピッチへ送り出した。
選手交代直後にチャンスを作ったのは札幌。66分、左サイド高い位置でDFを交わした神田がグラウンダーで折り返すと、エリア内でフリーとなっていた荒野拓馬が左足ダイレクトで合わせたが、やや力のないシュートはGKにキャッチされてしまった。
するとピンチを凌いだFC東京が逆転に成功する。70分、左サイドを細かいパス交換で崩すと、幸野志有人がグラウンダーでマイナスのクロスを供給。これに合わせた羽生のシュートはGKに阻まれたが、こぼれ球をゴール前のバーンズが押し込んだ。
FC東京は83分、水沼のスルーパスでエリア内右に抜けだした途中出場のサンダサが右足で強烈なシュートを放ったが、ここはGKの正面に飛んだ。その後は札幌が同点ゴールを目指して押し込む場面も作ったがFC東京がきっちりと守り切り、2-1のままタイムアップを迎えた。
30日に行われる最終戦で、札幌は琉球と、FC東京は東京Vと対戦する。
【スコア】
コンサドーレ札幌 1-2 FC東京
【得点者】
1-0 3分 都倉賢(コンサドーレ札幌)
1-1 41分 水沼宏太(FC東京)
1-2 70分 ネイサン・バーンズ(FC東京)
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By サッカーキング編集部
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