11日にアウェイユニを発表したマンチェスター・U [写真]=Man Utd via Getty Images
昨シーズンのチャンピオンズリーグで早期敗退を喫し、国際レベルでの競争力に疑問符が投げかけられたプレミアリーグ。ただ、アジアやアメリカでの高い人気など「世界最高のリーグ」としての価値はいまだに衰えていない。
その証拠の一つが各クラブがサプライヤー、あるいは胸スポンサーと契約している金額で、ビッグクラブはもちろんその他のクラブでも「これまでで最も素晴らしい契約」といった表現が定着している。
そうした中、大手メディア『ESPN』が「2015-16シーズンのプレミアリーグで最も価値のあるユニフォーム」を紹介している。
ビッグクラブ以外はキットサプライヤーとの契約額があまり明らかとなっていないため不完全なランキングだが、ひとまずトップ5を見てみよう。金額は年換算でのものだ。
■1位 マンチェスター・U
1億2200万ポンド(約236億円)
adidas 7500万ポンド
Chevrolet 4700万ポンド
■2位 チェルシー
7000万ポンド(約135億円)
adidas 3000万ポンド
Yokohama Tyres 4000万ポンド
■3位 アーセナル
6000万ポンド(約116億円)
Puma 3000万ポンド
Fly Emirates 3000万ポンド
■4位 リヴァプール
5300万ポンド(約102億円)
New Balance 2800万ポンド
Standard Chartered 2500万ポンド
■5位 マンチェスター・C
5200万ポンド(約101億円)
Nike 1200万ポンド
Etihad 4000万ポンド
ランキングはやはりというか、マンチェスター・Uが圧倒する結果に。adidasと今年結んだ10年で7億5000万ポンド(約1450億円)という契約が破格すぎる上に、胸スポンサーであるゼネラルモーターズとの契約金額もトップ。貫録の1位といえる。
2位以下はある意味で順当な並びだろうか。今年からチェルシーと5年契約を結んだ横浜ゴムはマンチェスター・Cのエティハド航空と同じ年間4000万ポンド(およそ77億円)を支払っているとみられる。
■6位 トッテナム
2600万ポンド(約50億円)
Under Armour 1000万ポンド
AIA 1600万ポンド
■7位 エヴァートン
1130万ポンド(約21億円)
Umbro 600万ポンド
Chang Beer 530万ポンド
■8位 アストン・ヴィラ
875万ポンド(約16億円)
Macron 375万ポンド
Intuit QuickBooks 500万ポンド
6位のトッテナムが5位マンチェスター・Cの半額、7位のエヴァートンはそのトッテナムの半額以下という辺り、やはり当然のことながらプレミアリーグ内にも歴然たる“格差”が存在しているようだ。
なお、9位以下はサプライヤーとの契約額が不明のため、胸スポンサーのみでの数字。日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターと、同代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは、胸スポンサーのみの100万ポンド(約2億円)で16位タイとなっている。
(記事/Qoly)