ニューヒーロー賞に輝いた浦和レッズの早川隼平 [写真]＝J.LEAGUE via Getty Images
Jリーグは31日、今年のJリーグYBCルヴァンカップ・ニューヒーロー賞の受賞者を発表。浦和レッズに所属するU－19日本代表FW早川隼平が選出された。
ニューヒーロー賞は当該シーズンの12月31日において満年齢21歳以下の選手が対象となっており、グループステージから準決勝までの各試合会場において実施する報道関係者の投票をもとに、Jリーグでの協議を経て受賞者が決定する。
浦和に所属する選手がニューヒーロー賞を受賞するのは、2002年の坪井慶介、2003年の田中達也、2004年の長谷場誠（現：フランクフルト）、2011年の原口元気（現：シュトゥットガルト）、2021年の鈴木彩艶（現：シント・トロイデン）に次いで今回の早川が6人目。この受賞数はJリーグクラブにおける最多記録となっている。
2005年12月5日生まれで現在17歳の早川は浦和の下部組織出身で、昨シーズンから2種登録選手としてトップチームに帯同し、今年8月にプロ契約を締結した。今シーズンのルヴァンカップでは、グループB第3節の川崎フロンターレ戦でプロデビューを果たすと、続く第4節の湘南ベルマーレ戦でネットを揺らし、クラブのJリーグ公式戦における最年少得点記録を更新。ここまで7試合に出場し、チームの決勝進出に貢献している。
ニューヒーロー賞に輝いた早川は次のようなコメントを発表している。
「このたびは、ニューヒーロー賞を受賞でき、大変光栄に思います。受賞できたのはチームメートをはじめ、監督・コーチングスタッフ、浦和レッズに関わるすべての方々のおかげだと思っています。自分個人としてはこの賞に恥じないように、走り、闘い、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」
「ファン・サポーターのみなさん、YBCルヴァンカップでは平日の試合も多くある中、スタジアムで自分たち選手への後押しをしていただきありがとうございます。まだ決勝戦があります。満員のスタジアムで、みなさんと優勝の喜びを分かち合えるよう全力で闘いますので、応援よろしくお願いします」
なお、11月4日に行われる決勝戦のキックオフに先立ち、発表および表彰が行われる予定。早川には賞金50万円、クリスタルオーナメント、ヤマザキビスケット社製品1年分が贈られる。
By サッカーキング編集部
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