マンチェスター・C移籍に近づいているグヴァルディオール [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cが、ライプツィヒに所属するクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオール獲得に迫っているようだ。2日、イギリスメディア『BBC』や『スカイスポーツ』などが伝えている。
現在21歳のグヴァルディオールは、強さと速さと巧さを兼ね備えた左利きのセンターバック。2019年にディナモ・ザグレブでデビューを果たし、2021年7月に移籍金1900万ユーロ(約30億円)でライプツィヒに完全移籍した。同クラブでは公式戦87試合出場で5ゴール3アシストを記録。昨年末に行われたFIFAワールドカップカタール2022でも圧巻のパフォーマンスを披露し、母国の3位入賞に貢献したこともあり、多くのクラブから関心が寄せられている。
そんなグヴァルディオールの2027年6月30日までとなっている現行契約には1億1000万ユーロ(約172億円)の契約解除条項が設定されているが、それが有効になるのは来夏からになっていることから、マンチェスター・Cは今夏の移籍市場のうちに同選手を獲得することを目指していることが明らかになっていた。
すでに選手自身とは個人合意に至っているほか、一時クラブ間でも合意に迫っていることが報じられていたものの、先週にはライプツィヒ側が1億ユーロ(約157億円)以下ではグヴァルディオールを売却しないと主張していることが伝えられ、交渉は破談する可能性も指摘されていた。
しかし、今回の報道によると、ついに両クラブは合意に達した模様で、最終的に移籍金はライプツィヒ側が折れた格好となる9000万ユーロ(約141億円)でまとまったという。グヴァルディオールは今週後半にメディカルチェックのためにイングランドへと向かう予定になっており、正式発表は時間の問題となっているようだ。
なお、グヴァルディオールの移籍金はポンド表記で7760万ポンドとなるため、2019年夏に“DF史上最高額”の移籍金8000万ポンド(約146億円)でマンチェスター・Uに移籍したイングランド代表DFハリー・マグワイアにわずかに及ばず。それでも、2018年1月にオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクがリヴァプールに移籍した際の7500万ポンド(約137億円)を上回り、グヴァルディオールは史上2番目に高額な移籍金で加入するDFとなりそうだ。
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By サッカーキング編集部
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