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ガラタサライ、ライプツィヒからアンヘリーニョ加入が決定…買い取りOP付きの有償レンタル

2023.07.14

トルコで迎え入れられるアンヘリーニョ [写真]=Anadolu Agency via Getty Images

 ガラタサライは13日、ライプツィヒからスペイン人DFアンヘリーニョが1年間のレンタル移籍にて加入することを発表した。

 近年はブンデスリーガを中心にプレーしていた攻撃型の左サイドバックが、トルコに新天地を求めることとなった。移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、レンタル料は150万ユーロ(約2億3000万円)ほどだという。ガラタサライの発表によると今回のレンタル移籍契約には買い取りオプションも付随しており、ロマーノ氏によると買い取りに移行する場合の移籍金は600万ユーロ(約9億3000万円)ほどの見込みだ。アンへリーニョは給与として230万ユーロ(約3億6000万円)を受け取ることとなる。

 アンへリーニョは1997年1月4日生まれの現在26歳。デポルティーボのカンテラ(育成組織)からマンチェスター・Cのアカデミーに移籍した。その後はメジャーリーグ・サッカー(MLS)のニューヨーク・シティを筆頭に、スペインのジローナとマジョルカ、オランダのNACブレダとPSVなど、様々な国のクラブで“武者修行”を経験。2020年冬のマーケットでライプツィヒへレンタル移籍すると、2020-21シーズン中に買い取りの義務が発生し、完全移籍へ移行していた。最終的にマンチェスター・Cのトップチームでは公式戦通算15試合の出場にとどまっていた。

 ライプツィヒではユリアン・ナーゲルスマン監督に重宝され、左サイドを掌握。2020-21シーズンはブンデスリーガ、DFBポカール、チャンピオンズリーグ(CL)を合算した公式戦で37試合のピッチに立ち、8ゴール11アシストを記録した。ナーゲルスマン監督がバイエルンへ旅立った2021-22シーズンも公式戦45試合の出場で3ゴール13アシストをマークするなど主力として活躍。同シーズンにはDFBポカール優勝も経験した。しかし、マルコ・ローゼ監督が就任した2022年夏、クラブがホッフェンハイムからドイツ代表DFダヴィド・ラウムを迎え入れたことにより、アンへリーニョは移籍を決断。入れ替わるようにホッフェンハイムへレンタル移籍し、2022-23シーズンは公式戦35試合に出場して1ゴール12アシストを記録した。

 ガラタサライは2022-23シーズンのスュペル・リグ(トルコ1部リーグ)で、ライバルのフェネルバフチェやベシクタシュを抑えて4シーズンぶり通算23回目の優勝を達成。新シーズンはスュペル・リグ連覇とともに、予選からスタートするCLでも本大会出場を目指す。今夏のマーケットでは、今年冬の移籍市場でサッスオーロからレンタル移籍加入していたトルコ代表DFカーン・アイハンの完全移籍加入を発表。優勝に大きく貢献した元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの買い取りも決定的と報じられる中、アンへリーニョは今夏2人目の加入選手となった。


By サッカーキング編集部

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