広島FWピエロス・ソティリウ [写真]=J.LEAGUE
キックオフの直前、サンフレッチェ広島のFWピエロス・ソティリウがFW満田誠とピッチ上で何やら熱心に話していた。今季未だにゴールがなく、久々のスタメン入り。チームからの期待もある。キプロス代表FWに気合が入らないわけがない。
サンフレッチェ広島は7日、明治安田生命J1リーグ第12節でアビスパ福岡をホームに迎えて3-1で逆転勝利を収めた。チーム最多5得点と好調のFWドウグラス・ヴィエイラが不在の中、リーグ戦約2カ月ぶりに先発出場したソティリウが50分に同点ゴールをマーク。待望の今季初ゴールでチームに勢いをもたらし、2連勝に貢献した。
右ウイングバックで先発出場した満田は、2トップの一角に入ったソティリウと試合直前に話していた内容をこう明かしている。
「ピエロス選手はクロスに合わせるのが得意だし、2トップで前に競り合いの強い選手が2人いたので、早いタイミングでクロスを上げられる場面があったら上げるよって話をしていた。それこそ、1点目につながった越道選手のクロスもピエロス選手の得意な形だった。ああいった形を狙っていたし、それを狙っていくよって2人で共通認識について話していました」
キックオフ直前でも念を押してプレーのすり合わせをするにはわけがあった。満田は、「(ソティリウは)FWでなかなか結果を出せなくて、本人が一番歯がゆいと思うけど、そこを自分ができるだけサポートできればいいなと思っていた。そういう意図で自分が右サイドだったのもあると思うし、そこは自分の仕事をできる限りやるってことをピエロス選手には伝えました」と仲間への思いを話した。
だが、満田は相手DFのタックルを受けて前半21分に無念の負傷交代となった。それでも、11番の思いを引き継いだかのように、代わって入った19歳のMF越道草太が大きな仕事をやってのける。
1点ビハインドの50分、右サイドでパスを受けた越道が顔を上げて前線を見る。「ピエロスがいい感じで走っていたので、そこに流し込もうと思った」。とっさに右足を振り抜き、精度の高いボールを送る。「(ソティリウを)しっかり見たのが良かった。完璧でした」という絶品のアーリークロスだった。
それを、ニアポストに走り込んだキプロス代表FWが身を投げ出しつつ頭で合わせてゴールネットを揺らす。「コシ(越道)がニアサイドに上げてくれると信じて、しっかり走り込んでゴールを決めることができた」。得点後はサポーターに向かって、小さくても力強いガッツポーズで喜びを表現した。
点と点を合わせるような、決して簡単ではない得点。2人の地道な努力が実った瞬間だった。越道は、「トレーニングの時にクロス練習があって、たまに合わなくてちょっと怒られるようなこともあったんですけど、少しずつヘディングが合っていたので、今日は練習の成果が出たと思う」と明かし、「(得点後のソティリウは)めちゃくちゃ喜んでいたし、(自分も)うれしかったです」と笑みをこぼした。

得点したピエロスに抱き着きに行く塩谷 [写真]=J.LEAGUE
同点ゴールの後、ピッチ上で誰よりも喜びを表していたのがDF塩谷司だった。ソティリウに飛びつき、熱く抱き合ってゴールを称えていた。
「彼は人柄もすごくいいし、日本に来て難しさを感じている中でも一生懸命やっているので、その彼がゴールを決めたのがすごくうれしかった」と国外でのプレー経験を持つベテランだからこその思いを話し、「ここからもっと得点を決めてほしいし、チーム全員で戦っていく上でみんなの力が必要なので、一つのきっかけになればすごくうれしい」とストライカーの覚醒に期待を寄せた。
試合後、ソティリウは安堵の笑顔を浮かべていた。本人も仲間も、誰もが待ち望んだゴールは、エディオンスタジアム広島での移籍後初ゴールにもなった。「長い時間かかったけど、エディスタでは初ゴールなので素晴らしいことだし、チームの勝利に貢献できたのがうれしい」と何よりチームを助けられたことを喜んだ。
昨季はJリーグYBCルヴァンカップ決勝で優勝に導く2ゴールを決めてヒーローになったが、今季はケガの影響もあり苦しい日々を過ごしていた。プレー時間も限られ、ピッチでのチャンスも多くはなく、本領を発揮できていなかった。
それでもソティリウは下を向かない。「もちろん厳しい期間もあったけど、自分は絶対に諦めない人間なので、信じてやってきた」。ストライカーの不屈の精神に、仲間の思いも乗った待望の初ゴール。これが得点量産のファーストゴールになるはずだ。
取材・文=湊昂大
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By 湊昂大


