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日本代表、巻き返しへ敵地でサウジ撃破に挑む! “絶好調”アルシェフリに要注意

2021.10.07

[写真]=Getty Images

 いきなり初戦でオマーン相手に黒星スタート。続く中国とのゲームを1-0で勝ち切り、1勝1敗と五分の星に戻した日本だが、早くもアジア最終予選の難しさを痛感するような2試合を強いられた。そして勝負の3試合目。アウェイのジッダに乗り込み、ベトナムとオマーンを下して2連勝と気を良くしているサウジアラビアと対峙する。

 過去に日本とサウジアラビアは国際Aマッチで13試合を戦っており、結果は日本の8勝1分け4敗。初めて両国が対戦したのは、1990年9月28日に北京で行われた第11回アジア競技大会。この大会で代表デビューを飾ったラモス瑠偉と三浦知良がスタメン出場しているものの、結果は0-2で敗戦。ベンチメンバーに現在はJFA技術委員長を務める反町康治の名前も確認できる。

 1992年11月8日のアジアカップ決勝は、オフトジャパンにとって大きな転機になった試合。Jリーグ開幕を控え、国内のサッカー人気に火が付き始めたタイミングで、サウジアラビアに1-0で競り勝っての大会初制覇。ここから“ドーハの悲劇”で知られる翌年のワールドカップアジア最終予選へと繋がっていく、大事な勝利でもあった。高木琢也がワントラップボレーで叩き込んだファインゴールを覚えている方も多いのではないだろうか。

 同じアジアカップではアルベルト・ザッケローニ監督に率いられた日本が、2011年1月17日にグループステージで5-0と大勝を収めている。岡崎慎司が代表戦で3度目となるハットトリックを達成すれば、前田遼一も2ゴールをマーク。結果的に優勝するチームへ、確かな勢いをもたらす大勝だった。

前回対戦は冨安のゴールで日本が勝利 [写真]=Getty Images

 2019年7月からサウジアラビアの監督を任されているのは、フランス人のエルベ・ルナール。前回のロシアワールドカップでモロッコ代表を率いた指揮官は、ザンビアとコートジボワールでアフリカネイションズカップを制しており、アフリカで実績を積み上げてきた印象も。アジアでの監督就任は初体験だが、今回の最終予選でも早くも連勝を飾るなど、コレクティブなチームを作り上げてきた。

 個々の選手に目を移すと、2試合連続ゴール中のFWサレー・アルシェフリは要注意。ベトナム戦ではPKを“パネンカ”で沈める冷静さを披露し、オマーン戦でもGKのニアを抜く巧みなシュートで決勝点。今年に入って国際Aマッチ7試合5ゴールと、得点感覚に磨きがかかってきた。なお、所属のアル・ヒラルでは元フランス代表FWのバフェティンビ・ゴミスとコンビを組む試合も。世界的な才能と切磋琢磨できる環境に身を置いている。

 MFファハド・アル・ムワッラドは27歳ながら、既に国際Aマッチに60試合近く出場している中心選手。オマーン戦では華麗なヒールキックでのアシストも記録。攻撃にアクセントを加えられる存在でもある。プロデビューはなんと16歳。代表にも18歳から選出されており、2017-18シーズンにはスペインのレバンテでプレーするなど、経験値はチーム随一。日本にとって直近の対戦となった2017年9月5日のワールドカップアジア最終予選でも、サウジアラビアの決勝ゴールを奪ったのはこの男。極めて厄介なプレーヤーだ。

 真の意味で負けられない戦いは、日本時間の7日26時(同8日2時)キックオフ。試合の模様はDAZNで独占ライブ配信される。

文=土屋雅史

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