2016.02.24

岩本輝雄×小嶋菜月(AKB48)スペシャル対談 ~元日本代表と“推しメン”のAKB談義~

サッカーキング編集部

 2月24日に発売された『サッカーゲームキング Vol.50 2016年4月号』表紙をAKB48チームAの小嶋菜月さんが飾っている。その小嶋さんについては元日本代表の岩本輝雄さんが常々“推しメン”と公言し、AKB48オタクぶりが突き抜けていたため、世間の話題を呼んだ。2015年9月には著名人がプロデュースするAKB48の劇場特別公演に岩本さんがプロデューサーとして抜擢。「青春はまだ終わらない」公演を実施し、センターポジションは小嶋さんが務めた。

 今回、『サッカーキング』では『サッカーゲームキング』で表紙を務める小嶋さんと岩本さんのスペシャル対談を実施! 岩本さんのあふれ出るAKB48愛と、10周年を迎えて新たなサイクルに入っていくグループの未来について、存分に語り合ってもらった。

インタビュー=小松春生 Interview by Haruo KOMATSU
撮影=山本雷太 Photo by Raita YAMAMOTO
スタイリング=寺久保要 Styling by Kaname TERAKUBO
ヘア&メイク=窪田健吾 Hair&Make by Kengo KUBOTA(aiutare)

話題を呼んだAKB48“テル公演”「僕の中でセンターは誰か決まっていた」

―――最初に2015年9月から行われた、AKB48劇場での岩本さんプロデュース特別公演「青春はまだ終わらない」についておうかがいします。まず、プロデュースすることになったきっかけは何ですか?

岩本輝雄(以下、岩本) ちょうど1年くらい前に『有吉ゼミ』(日本テレビ系)という番組でAKB48が好きだという話をして、そこからAKB48関係でテレビに出演するようになりました。そのおかげもあり、夏くらいにお話をいただきました。

―――特別公演では出演メンバーやセットリストなどを岩本さんが決められましたが、コンセプトやポイントは何でしたか?

岩本 僕が好きな選手…選手じゃない(笑)。メンバーを集めて。僕の中でセンターは誰か決まっていたので、悩むことなくあっという間に15分くらいで決めましたよ。

―――そのセンターには小嶋さんを選ばれました。

岩本 300人以上いるAKB48グループの中で一推しなのでセンターに、と思って起用しました。

―――小嶋さんは選ばれた時の感想はいかがでしたか?

小嶋菜月(以下、小嶋) 私は資料を配られてテル公演のメンバーであると知りました。その資料には「センターが誰」と書いていないんです。私はいつも立ち位置0番(※センターポジションのこと)がないんですけど、レッスンをしていくうちに0番の曲が多いと気づいて。「センターをやらせてもらっているんだ」って実感した時は、不安もありましたけど素直に嬉しかったです。

岩本 やっぱり不安はあったんだ。

小嶋 ありました。

―――公演の初日を迎えるまでに気持ちの移り変わりはありましたか?

小嶋 最初は嬉しかったんですけど、普段は私より前で歌っている子たちがレッスンでは私の後ろにいて。そう思ってしまうと、幕が開けるまでは不安しかなかったです。

岩本 実際に幕が開いたらどうだったの?

小嶋 まだ聞かれてないじゃないですか!(笑)

岩本 いや、対談だから(笑)。

小嶋 幕が開けたら、今までで一番っていうくらい楽しかったです。

―――プレッシャーもいい方向に変わっていきましたか?

小嶋 そうですね。初日の前日、私が不安がっていたら、テルさんが察してくれたのか「頑張れよ」と言ってもらえて、ありがたかったです。

メンバーは若いけどプロ。経験もあるし、見習うところある

―――岩本さんは何かアドバイスされたんですか?

岩本 メンバーの皆さんはステージでのパフォーマンスに慣れていますし、僕から言うことはありません。一言、応援をしに行くのと、表情を見に行っただけです。改めてすごいなと思ったのは、メンバーは10代が多く、いわゆる“普通の子”が多いんですよ。だけど、本番が始まった途端にプロフェッショナルに変わる。表情も踊りのキレも全てが変わって、やっぱりすごいなって。お客さんを惹きつけるものがあって、若いけどプロフェッショナルだと思いました。お客さんがもう一回来たいなって思うような表情を見せるんです。

小嶋 「プロフェッショナル」っていう言葉がテルさんはすごく好きで。私たちメンバーにも使ってくれるんです。

岩本 スポーツ選手もそうですけど、世間はその人のいいところしか見ていない。でも、そこまでに達することはすごく大変なんですよ。トレーニングにしても、いろいろなことが大変だと思うんです。若いけど、経験もあるし、そこはすごいと思っています。

―――チームとしても個人としてもしっかりとしたパフォーマンスを見せなければいけないというのは、サッカーも同じですね。

岩本 そっくりですね。サッカーの試合は11人対11人ですけど、多くの場面では1対1の勝負みたいなものです。AKB48も劇場のステージに立つのは16人ですけど、ファンは一人ひとりのパフォーマンスも見ています。その中で一人がズレてしまうとチーム全体もズレてしまうけど、そこは完璧に合わせてくる。年下ですけど見習うところがありますね。

―――小嶋さんは公演中、「メンバーが私の背中を見ている」という意識は強かったですか?

小嶋 そうですね。今もあまり自分に自信を持てないんですけど、その公演の初日までは本当に自信がなくて。でも、テルさんが選んでくれた16人のメンバーとはチームワークを感じられて。先輩も後輩もいて、テルさんがおっしゃったように「チームみんなで頑張ろう」っていう16人が集まりました。AKB48ではA、K、B…とチームに分かれて普段の劇場公演などをしていますけど、そこでみんなに支えられたことも嬉しかったです。

岩本 メンバーの組み合わせはありますよね。サッカーでも嫌いなやつがいたら喋らなかったり、試合でパス出さないからね(笑)。そういうことある?

小嶋 ありません!(笑)

ファンの方に「なっつんの顔つきが変わったね」って言ってもらえて。自信を持てるようになってきているのかな

―――岩本さんは「青春はまだ終わらない」公演に足しげく通われたそうですが、メンバーが日に日に変わっていく姿を感じられましたか?

岩本 最初は緊張感があったんですけど、だんだんリラックスしてきて、今まで通りの公演みたいになっていきましたね。でもテル公演は22曲あって、他の公演と比べてすごく体力的につらいんです。

小嶋 途中に8曲連続メドレーがあるんですが、そこが本当に大変で。今までやってきた公演の中で、楽しいですけど一番大変な公演でもあります。

岩本 何も考えずに自分が好きな歌だけで選曲したので、ここまで動きが激しいとは思わなかったです。しかも、基本的に22曲中20曲くらい全員が出ている。汗がすごいし、最初に見た時に申し訳ないなって(笑)。初日前にゲネプロ(※本番と同様の内容を行うリハーサル)があって、それが終わった時にすごく疲れている表情していて。しかも、公演初日から1日2回公演の日が連続であったので、これはもうきついなと。

 なによりもメンバーがケガしないかを気にしていましたね。ステージの床は固いし、走るし、ジャンプもするし。だから、メンバーのコンディションは非常に気にしていました。でも、だんだんみんなも要領を覚えてきた。サッカーも90分間全速力で走ることはできませんけど、それと同じで抜きどころと言ったら聞こえが悪いかもしれませんが、いい意味で楽な時間帯を途中から理解するようになってきて、内容も良くなっていきました。

―――公演期間中でのアドバイスはありましたか?

小嶋 初日の前に「もっと自分に自信を持て」とアドバイスをいただいて。確かにセンターをやらせてもらうんだし、テルさんに選んでいただいたのに、不安なまま出るのは申し訳ないなと思って。本番が始まってからのアドバイスはないですね。ただ、「体調は気をつけてください」とはみんなに言ってくれました。

―――アスリートとして気になる部分ですね。

岩本 やっぱりコンディション悪いとパフォーマンスに出ちゃいますよね。「あ、今日はこの子の体調悪いな」っていうのがわかるんです。でも、なっつんの場合はセンターだから常に100%、120%でないといけない。お客さんの目も厳しいですからね。一番大変だったと思います。最初はお客さんの声も賛否両論あったんですが、今は支持をしていただいて。

―――小嶋さんは握手会でファンの方から直接評価を聞く機会があると思います。

小嶋 ファンの方にはもちろん喜んでいただいたんですけど、さらに「テル公演が始まってから、なっつんの顔つきが変わったね」って言ってもらえて。自信を持てるようになってきているのかなって自分でも思います。他のメンバーのファンの方からも「テル公演はいいね」ってたくさん言っていただいて。本当にやりがいがありますし、嬉しいですね。

岩本 まず、監督がその公演を見て一番満足しているということがいいからね(笑)。監督がメンバーを選んで、監督の指示通りに動かず納得がいかなかったら問題ありますけど。もちろんお客さんも楽しんでいると思いますけど、僕が一番楽しめているし、満足してる。それがすごく伝わっているのかな。なっつんも言ったけど、メンバーが一生懸命、納得しながらやってもらえているので、それが一番楽しいです。サッカーもそうですけど、メンバーが楽しくやらないと、お客さんはわかるじゃないですか。

―――第2弾のテル公演はありますか?

岩本 もしあるなら、もうメンバーは決めています。

小嶋 さすが、早いですね。(笑)

―――ヒントがあれば。

岩本 誰というわけではないですけど、16人のうち12人は同じメンバーにしたいです。サッカーではメンバーが移籍してしまって、顔ぶれが毎年変わるじゃないですか。先々のことまで考えた時、12人くらいのメンバーは残して、僕の色は消えないようにしていきたいですよね。

家族で高校サッカーが大好きで、大会マネージャーをやることが夢でした

―――小嶋さんにおうかがいしますが、以前からサッカーへの関心はありましたか?

小嶋 私の家族がサッカー大好きで、弟も10年以上サッカーをやっています。家族みんな、サッカーに興味がありますね。

岩本 なっつんは高校サッカーに詳しいんですよ。

小嶋 そうなんです。高校サッカーが大好きで。高校サッカー選手権の大会マネージャーをやることが夢だったんです。でも、現役の高校生じゃないとできなくて。新垣結衣さんや広瀬アリスさんなどがやっているのを見て、憧れていました。あと、『涙のロッカールーム』という負けちゃった高校の試合後の控え室を放送する場面があって、もう感動して感動して。

―――今年も大会はご覧になりましたか?

小嶋 見ました。家族は会場まで見に行っていました。

―――岩本さんとしては、小嶋さんがサッカー好きなことは嬉しいですか?

岩本 そうですね。僕が彼女を応援し始めた時に、サッカー好きだということは知らなかったので、お話しする機会をいただいた時に、「あ、よかったな」って思いました。

AKB48の次世代は…「サッカーで言えばスーパーサブとなる存在が現れるかどうか」

―――ここからはAKB48についてうかがいます。先日、結成10周年を迎えて、高橋みなみさんの卒業が控えるなど、世代交代といった声が聞かれます。やはり意識されますか?

小嶋 私がAKB48に加入した時の選抜メンバーさんたちが、今はほとんどいないので、メンバー全員がすごく意識をしていると思います。

―――「自分に自信が持ててきた」と先ほどお話しされたことは、そういった自覚の部分からもきていますか?

小嶋 そうですね。やっぱり尊敬している先輩メンバーがいなくなって、私も頑張らないといけないけど、どう頑張ればいいかわからなかった時期に、テルさん公演のお話をいただけました。本当に大きいチャンスだったし、「ここで何か変わらなきゃ自分はこのままAKB48では上に行くことができないな」って思っていた時だったので。それを強く意識してテル公演の舞台に立ちました。

―――サッカーの世界でも頻繁に世代交代について議論されます。岩本さんから見て世代交代がうまくいくには何が大切ですか?

岩本 サッカーで言えば、スーパーサブとなる存在が現れるかどうかですよね。日本代表は今、ロシア・ワールドカップに向けて戦っていますが、本田(圭佑)世代の最後の大会だと思います。でも、その次の世代が今のところ出てきていない。今度の世代交代はうまくいくのか、クエスチョンマークがたくさんあります。岡田武史監督が2010年のワールドカップで日本代表を指揮した時も、中村俊輔を外した代わりに本田が出てきて、本大会でFKを打ち込んで一気にスーパースターへ駆け上がりました。そういう選手が今のところ見当たらないので、次のサッカー界は大変かなと感じています。

―――現在はリオ五輪出場に向けて、U-23日本代表が戦っています。(※取材は1月下旬)

岩本 出場権についてはあまり心配してない。けど、厳しい言い方ですけど、オリンピックの本戦に出たとしても、このサッカーだとなかなか勝てないと思いますね。

小嶋 厳しい~(汗)。

岩本 いつもオリンピックのメンバーから5人くらいは「A代表にいけるんじゃないか」っていう選手がいますけど、今のところはなかなかいない。これから苦労すると思いますよ。

―――小嶋さんはオリンピック代表と同世代ですね。

小嶋 そうなんです。今年の3月で21歳になりますけど、同い年の人も出ていて。世界を舞台にこんな頑張っているって本当にすごいことだなって思いながら、応援していました。

―――ステージに立ち、応援している方の前でパフォーマンスするという部分では同じ点もあります。

岩本 逆にコンサートで、4~5万人の前でパフォーマンスすることもあるから、こっちのほうがすごいかもしれないですね(笑)。

小嶋 それは100%ないです(笑)。

今、AKB48でセンターに立つような人たちに代わる絶対的な人はいない

―――AKB48の次世代について、岩本さんはどうお考えですか?

岩本 たかみな(高橋みなみ)や、こじはる(小嶋陽菜)は、一般の方も知っている。だけど、その人たちが辞めた後、誰かがセンターポジションに立った時に、「この人は誰?」となってしまわないかが心配ですね。AKBファンには認知されているけど、一般的には違う。今、センターに立つような人たちに代わる絶対的な人はいないですよね。僕に限らず多くのファンの方が思っているんじゃないでしょうか。

―――一般の方への認知という意味では、AKB48のファンの方向け以外の仕事も必要かもしれません。小嶋さんはいかがお考えですか?

小嶋 私はAKB48に在籍して5年くらい経ちました。グループ内で頑張ることはもちろんですけど、自分の知名度を上げるためには一歩外に出て、他の仕事も頑張って、「小嶋菜月」という名前を知ってもらうことが大事だと思います。去年は舞台に何回か出させていただいたので、今年もAKB48として以外にもチャンスをつかめるように、AKB48の一員としてだけでなく、もっと実力をつけて頑張っていきたいと思っています。

岩本 インパクトが出るように、「小嶋菜月」じゃなくて「なつき」を芸名にすれば?

小嶋 なんでですか(笑)。確かにこの前のじゃんけん大会で、罰ゲームとして一週間「小嶋使用禁止」になって「なつき」で活動しましたけど。

岩本 使用禁止になった後の最初の公演でいきなり間違えたけどね。自己紹介で「小嶋菜月です」って。

―――さすが、詳しいですね(笑)

小嶋 それを知っていることに本当にびっくりです(笑)。

岩本 詳しいね、俺。オタクかよー!

―――はい、オタクです(笑)。

岩本 おれやっぱりオタクなんですかね。一般的に見てオタクですかね?

小嶋 かもしれないですね。

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テルさんは中学2年生みたいにめっちゃ喋る

―――岩本さんは思ったことをすぐ口にされるタイプだと思いますが、小嶋さんがこれまでに言われて納得いかなかったことはありますか?

小嶋 とっても言いますね(笑)。今、43歳だとうかがいましたけれど、中学2年生みたいなんです。中2の男子ってめっちゃ喋るじゃないですか。同じ感じで、劇場でも会う人みんなに話しかけて、思ったことをストレートに言うんです。アドバイスとかを言っていただけるのは嬉しいんですけど…。

岩本 僕、今は中学生にサッカーを教えていて、ちょうど2年生。

小嶋 じゃあ、同じレベルですね(笑)。

―――逆に、心強かった言葉、前向きになったような言葉はありましたか?

小嶋 あまり深い話をさせていただいたことはないです。劇場にはよく来てくださるんですけど、お忙しくて早く帰られたりされるので。でも、私の中で一番励みとなったのは、やはりテル公演初日の前に「もっと自分に自信を持って立ちなさい」と言ってくださったこと。気が楽になったというか、「プロデュースしてくれた方が言うんだから、私は自信を持っていいんだ」と、すごく心が救われました。

岩本 いいこと言ってる!

小嶋 でも、その一回くらいですね(笑)。テルさん、劇場公演を見に来ても、『くまのぬいぐるみ』という曲の時に、本当にくまのぬいぐるみを持ってメンバーに向かって手を振っているんですよ!

岩本 あれは逆にリラックスできるかなと思って。

小嶋 そういう姿を見ると笑っちゃいますし、43歳がくまのぬいぐるみを持って、なんて(笑)。でも、そのギャップがいいと思いますよ。テルさんは9割がちょっと変で、1割はちゃんと真剣に考えてくれている人だなって。

岩本 こうは言っていても僕の基本はサッカーですから。

小嶋 『NOTTV』で『AKB48のあんた、誰?』という公開放送番組があって、本番を見に来てくださるのはわかるんですけど、テルさんは番組のリハーサルに来て、「夜はサッカーの試合を家で見るから」と言って、本番を見ないで帰るんですよ。

岩本 小嶋菜月を応援していますから。ちょっとでも時間があるのであれば、見に行ったほうがいいかなと。僕はAKB48の何が好きかというと、歌なんですよ。スポーツ選手にとって、音楽はすごく大事で。最初、AKB48のことは名前しか知りませんでした。初めて劇場に行った時、「ノリがよくて、いい歌がいっぱいあるんだな」と思うようになり、何回か行くうちに彼女を見つけたんです。もちろん、まゆゆ(渡辺麻友)とかもすごくかわいいです。でも、その中でも彼女の笑顔を見ている時に、「あの子いいな」って。それで最初に話した有吉さんの番組でチャンスをもらえたので、そこで。

―――小嶋さんから元気をもらえている方がいるということは、嬉しいことですよね。

小嶋 本当に嬉しいです。

岩本 だからいつでも笑顔がいいよ。

小嶋 私、自分の笑顔があまり好きじゃないんですけど、テルさんは「笑っていた方がいい」ってアドバイスしてくれて。ありがたいです。

なっつんにはどこに行っても活躍するような女性になってほしい。僕はそれを応援していきたい

―――では最後に、AKB48として、小嶋菜月個人としての目標を教えてください。

小嶋 AKB48としては、もっと上を目指して、ミュージックビデオとかに出ることも目標なんですけど、今年はそれよりも「小嶋菜月」を世間の皆さんに知ってもらいたいので、舞台や演技のお仕事をもっと頑張りたいです。テルさんは、私の踊っているところが好きだと言ってくれるのは嬉しいんですが、演技をしているところを見に来てくれないんです。だからこそ、テルさんも見に行きたいって思ってもらえるように、女優という将来の夢に向かって頑張れる一歩を踏み出したいなって思います。

岩本 運営の方! もっと推してくださいね! もうちょっと頼みますよ! 今日の撮影スタッフの方たちもみんな「かわいい」って言っていますよ!

小嶋 まずは、テルさんに飽きられないように(笑)、これからも頑張りたいと思います。

―――では、岩本さんが今後のAKB48 、小嶋菜月さんに期待することは何でしょうか?

岩本 秋元(康)さんがいい歌を毎回作ってくださっているので、今後も楽しみにしています。そしてその歌を表現するのはメンバーの皆さんなので。いろいろな目を惹きつけるようなパフォーマンスに期待しています。

 なっつんに関しては今年21歳になり、周りに若い子たち増えているので、ここ1~2年が勝負だと思います。将来的なことを考えるとまだ先は長いので、いろいろ勉強して実力をつけてほしいです。AKB48は組織、小嶋菜月は個なので。個人の力をもっとつけて、どこに行っても活躍するような女性になってくれれば。僕はそれを応援していきたいと思います。

 あと、もう一つ個人的になっつんに言いたいことがあるんです。先日、番組収録で一緒になった時があったんですが、出演者がたくさん出ている中で、ものすごいシャイというか一歩下がっちゃうんですよ。他のメインの人が出ていたりすると行けない。だから「なんで行かないんだろうな」とずっと見ていて思っていました。テレビは出たもん勝ちだから、「行けよ!」って感じなんですけどね。

小嶋 それ、この間も言ってくださいましたよね?

岩本 「少しでもいいから画面に映ってやる」とか、誰かメインの人が映っている横にいることで「誰、あの子?」となるので、そういうこともやってほしい!

―――視点がマネージャーさんのようですね(笑)

岩本 本当にそうなんですよ。僕もチャリティマッチに出たりした時、中田(英寿)とかカズさん(三浦知良)とかが出ると、必ず横にいるようにしていますよ。

小嶋 (笑)

岩本 なっつんには、本当に頑張ってもらいたいです。周りに気を使い過ぎなので、自己中になるくらいにやってほしいです。僕も現役の時は自己中だったので。

小嶋 今もですね(笑)

岩本 後で後悔しないように。頑張ってください!

小嶋 ありがとうございます!

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岩本輝雄 いわもと・てるお/1972年生まれ。神奈川県出身。横浜商科大高校卒業後の1991年、フジタ工業(ベルマーレ平塚、現:湘南ベルマーレ)に入団。 1994年にJリーグデビューを果たして天皇杯優勝にも貢献。日本代表にも選出された。Jリーグでは6クラブでプレー。J1通算191試合出場32得点の記録を残す。 2004年に名古屋グランパスを退団し、長期間苦しんだケガのリハビリに励む。2006年にはニュージーランドのオークランド・シティFCと短期契約を結び、FIFAクラブワールドカップで約2年2カ月ぶりの公式戦復帰を果たした。現在はサッカー解説や各メディアに出演するほか、子供向けのサッカー教室などでも活躍している。
●岩本輝雄公式ブログ:http://www.diamondblog.jp/official/teruo_iwamoto/
小嶋菜月 こじま・なつき/1995年3月8日生まれ。千葉県出身。2010年に『AKB48 第8回研究生(11期生)オーディション』に合格し、12年に正規メンバーへ昇格。元サッカー日本代表の岩本輝雄氏プロデュースによる『青春はまだ終わらない』公演ではセンターを務めたほか、グラビアや舞台出演などでも注目を集めている。
●AKB48公式サイト:http://www.akb48.co.jp/
●小嶋菜月公式Twitter:https://twitter.com/nattsun20
●小嶋菜月 Google+:https://plus.google.com/115154079096419739247