2015.09.24

EXILE CUP 2015関東大会2が開催…決勝大会への最後の1枠はバディサッカークラブに決定!

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 小学4年生から6年生が出場するフットサル大会「EXILE CUP 2015」は、9月6日、最後の地区予選となる2度目の関東大会が神奈川県サッカー協会フットボールセンターかもめパークで開催された。

 子供たちが目指すのは、たった一つの優勝チームに与えられる全国大会への切符。参加52チームの頂点を目指す戦いは、ボールを追いかける子供たちの笑顔と、それを支える指導者の熱、そしてグラウンドの外から見守る保護者たちの声援によって、素晴らしい熱気に包まれた。

 開会式には、劇団EXILEの小野塚勇人さんやDOBERMAN INFINITY(ドーベルマンインフィニティ)、さらにE-girlsのAyaさんと重留真波さんが特別ゲストとして駆け付け、それぞれの言葉で子供たちを激励。「東海大会を見て、みんなの頑張る姿に刺激を受けました!」と話したフットサル経験者のAyaさんは、「女の子も頑張って!」と集まった“なでしこ”たちにエールを贈った。

 さあ、すっかり大会の名物となったEXILE・ÜSA考案の「EXダンス体操」で体をほぐしたら、いよいよ予選リーグがスタート! 決勝トーナメント進出を懸けた戦いが、6つのピッチで一斉に幕を開けた。

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 今大会の参加チームは、最多タイとなる「52」。参加チームで特に印象に残ったのは、「笑顔で楽しく、そして、一生懸命サッカーに取り組む」というこの大会のテーマを、ピッチ上で見事に体現していた3つのチームだった。

 まずは、地元・神奈川県から参加した桜ヶ丘FC。小学校4年生に3人の5年生を加えたチームは、まさにチーム一丸。誰かがいいプレーをすれば、ベンチ全員が立ち上がってガッツポーズ。誰かがミスをしても、笑顔で「ドンマイ!」。4年生主体のチームはとても小柄だが、ひと回り体格が大きな相手にも決してひるまず、ピッチ上では選手全員がよく走り、とにかくよく声を出す。関係者でなくとも「頑張れ!」と応援したくなるチームの監督、野嶋一葉さんに聞いた。

「チームのモットーは、がむしゃらに、全員で頑張ること。子供たちはボールを怖がらずにどんどんチャレンジしてくれますし、とにかくよくボールを追いかけてくれます。頑張って走ることを覚えれば、必然的に技術も備わってくるはず。だから、まずは走り負けないサッカーを目指したいし、何より、サッカー選手としてのマナーをしっかりと守るチームでありたいと思います。エグザイルカップは初参加なのですが、子供たちにとっては“お祭り”のような雰囲気で、いつもとは違う緊張感や楽しさを感じているみたいですね。でも、やっぱり、負けるとすごく悔しそうにしてますよ(笑)」

 続いて声を掛けたのは、東京都から参戦した「わかみやミストラル」。赤いユニフォームの女子チームは、とにかく元気いっぱい。男子チームが相手でも決してひるむことなく、みんなで声を掛け合って懸命に守り、ゴールを狙う。その表情は真剣そのものだ。

 ところがピッチを離れると、さっきまでの“アスリート”っぽさとは打って変わって“女の子らしさ”全開。試合前にすれ違ったAyaさんとハイタッチを交わした際には、「この手、一生洗えない!」と大喜び。そのギャップがとてもキュートなチームの監督・井川勇司さんに言葉を求めると、目を輝かせた彼女たちが「私も話したい!」と歩み寄ってきた。あちこちから、一斉に声が飛ぶ。

「最後の相手がちょっとだけ強かった!」
「2試合目にゴールを決めたよ!」
「将来は、サッカー選手になりたい!」
「でも、まだ努力が足りない!」

 改めて、監督の井川さんに話を聞いた。

「予選リーグの結果は1勝2敗。今日は男の子のチームに勝つことができたので、それがすごくうれしかったみたいですよ(笑)。普段は女子チームとしか試合をしていないので、今日はいつもと雰囲気が違ってすごく楽しめたと思いますし、僕自身、新たな発見もありました。エグザイルカップは初めての参加だったのですが、“みんなで楽しもう”という雰囲気がすごく良く出ていて、とてもいい経験になりますね」

 さて、最後に紹介するのは、同じく東京都から参加した「クールサンダー」。このチームの特徴は、なんといっても“笑顔”。プレーしている子供たちだけでなく、ベンチにいる2人のコーチも終始笑顔。とにかく楽しそうなその様子を見て、見ているこちらも思わず笑顔になる。

 このチーム、失点につながるミス、あるいは決定機を外すミスをしても「ガハハハ!」とみんなで笑い飛ばしてしまう。失敗を恐れず伸び伸びとプレーする子供たちは、それぞれにニックネームをつけたくなるほど個性がよく際立ち、不思議な愛着が芽生えてくる。この日、彼らはゲームシャツにマジックで背番号を書いて即席ユニフォームをそろえるという“ハプニング”に見舞われたのだが、そんな出来事も、きっと良き思い出の1ページとして刻まれるのだろう。監督の茂木正志さんに話を聞くと、そんなチームの雰囲気が伝わってきた。

「ウチは普段から活動しているチームではなく、“友達の寄せ集め”なんです。子供たちはそれぞれ別のチームに所属しているのですが、タイミングを合わせてこういった大会に出場するようにしています。目的は、勝敗を気にすることなく、とにかく楽しむこと。子供たちには、やっぱりサッカーを楽しんでほしいですよね。楽しければ、きっと、ずっと続けられると思いますから。だから、ウチのチームを見て『楽しそう』と言ってもらえたら、それ以上にうれしいことはありませんね(笑)」

 快晴の午前から一転して大雨となった決勝トーナメントを勝ち抜いたのは、全国的にもその名を知られる名門「バディサッカークラブ」。「桜ヶ丘FC」と「わかみやミストラル」は惜しくも予選リーグで敗退。「クールサンダー」はグループ1位でベスト16に進出したが、決勝トーナメント1回戦で惜しくも敗れた。

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 バディサッカークラブは準決勝で同じく強豪として知られる「大豆戸FC」を6-1の大差で撃破し、「はるひ野バディサッカークラブ」との“同門対決”となった決勝も5-3で勝利。関東で2つ目の代表チームとなり、9月23日に愛媛県で行われる決勝大会に出場する。

 さあ、7月に幕を開けた「エグザイルカップ2015」もいよいよクライマックス。地域予選を勝ち抜いた10チームによる決勝大会を制し、全国の頂点に立つのはどのチームか。サッカーキッズが繰り広げる熱い戦いから目が離せない!

EXILE CUP 2015 公式HP