FOLLOW US

【ブンデスリーガ第32節みどころ】4連勝中の2位ドルトムントが、難敵レヴァークーゼンとの上位決戦に挑む。ワールドカップ出場選手にも注目の一戦

2014.04.26

DORTMUND, GERMANY - APRIL 19: Marco Reus of Borussia Dortmund scores his team's fourth goal during the Bundesliga match between Borussia Dortmund and 1. FSV Mainz 05 at Signal Iduna Park on April 19, 2014 in Dortmund, Germany. (Photo by Dennis Grombkowski/Bongarts/Getty Images)

Borussia Dortmund v 1. FSV Mainz 05 - Bundesliga

 前節、マインツとのホーム戦を4-2で制したドルトムント。今シーズンのブンデスリーガでは開幕以来となる4連勝を飾り、2位の座をがっちりキープしている。3位シャルケがシュトゥットガルト戦を落としたため、第28節終了時点でわずか1差だった勝ち点差は6に広がり、ドルトムントの3位以内が確定した。古巣相手の快勝に加え、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場が決まったことにユルゲン・クロップ監督は、「今日はすべてが完ぺき。太陽さえまぶしく輝いていたよ」と終始、上機嫌だった。

 それもそのはずだ。初スタメンを飾ったミロシュ・ヨイッチがゴールで見事に期待に応えると、ロベルト・レヴァンドフスキがリーグ得点ランク首位タイとなる18ゴール目をマーク。その後、ヌリ・シャヒンのパスミスなどから岡崎慎司に2ゴールを奪われたのもどこ吹く風。長らく負傷に苦しんでいたDFルカシュ・ピシュチェクのホームでの初ゴールが飛び出すと、スタジアムはお祭り騒ぎとなった。マルコ・ロイスに至ってはドルトムントが放った28本のシュートのうち、約半分の13本に関与。自らもPKを沈め、ゴール・ショーを締めくくっている。

 今節もドルトムントは勢いを見せるのか。対戦相手は、サーシャ・レヴァンドフスキ新監督を迎えて以来、2連勝と上昇気流に乗る4位レヴァークーゼンだ。前節はアウェイのニュルンベルク戦を4-1で制し、シャルケとの勝ち点差を4に縮めている。チャンピオンズリーグ自動出場圏内の3位を前に、モチベーションはこの上なく高い。12月に行われたホーム戦を落としていることもあり、ドルトムントにとってはこの上ない難敵といえるだろう。

 ブンデスリーガも残り3節。ワールドカップ出場を狙う各国代表選手のパフォーマンスにも注目だ。ドルトムントでは直近の9試合で9ゴールを挙げているマルコ・ロイスらドイツ代表勢はもちろん、日本と対戦するギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロス、ロマン・ヴァイデンフェラーの負傷でチャンスを掴み、公式戦16試合で未だ無敗をキープするオーストラリア代表GKミッチェル・ランゲラックらが、輝きを放つ。レヴァークーゼンでは前節、2ゴールを挙げたボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFエミル・スパヒッチ、60メートルの独走からスパヒッチの2ゴール目をアシストした韓国代表FWソン・フンミンらの活躍に期待したい。

SHARE

RANKING今、読まれている記事

  • Daily

  • Weekly

  • Monthly

SOCCERKING VIDEO