2013.11.15

「奈良劇場総支配人」奈良クラブ岡山一成のJリーグへの道:第一回

まいど、奈良クラブ選手兼奈良劇場総支配人の岡山一成です。

縁あって、サッカーキングで連載コラムを持たせてもらうことになりました。

これまでJリーグやKリーグなど、16年で9チームに在籍してサッカーをしてきたんやけど、平均すると1チームに2年も入れなかった計算になるねん。

なんで、そんな移籍ばっかしたかと言うと、サッカーの実力がなかってんな。チームが良くなっていくなか、サッカー選手としての力量が伴わず、そのチームに留まる事が出来へんかった。

チームを良くしようと思い、いろんな事に取り組んでいく中で、あるレベルまで行くと、自然と自分がおらんでも、大丈夫やなと思うようになる。そうなると、違うチームから、なんかしらの問題を解決してくれと、オファーが舞い込む。

サッカー界の寅さんを意識してるねん(笑)。

日本各地で岡山劇場を繰り広げてきて4回のJ1昇格に関われたのは、自分の中での自慢。韓国でもしたわ。ACLで優勝してアジアチャンピオンになり、CWCで3位になった。メッシとも対戦したで。

そして、半年間燻っていた俺が現在何をしているかと言うと、奈良クラブという地域リーグの選手をしている。十分にサッカーをやったやん、まだサッカーをしたい、そんなはざまで揺れ動いていた。

間寛平じゃないで。

人生のターニングポイントのなか、背中を押してくれたのが松田直樹、マツ君やった。

難しい事を考えてないで、サッカーしろよ。
2013年8月2日にアルウィンで怒ってくれた。
マツ君が松本山雅でJリーグ入りを目指したように、俺も奈良クラブをJリーグに導く。
昇格請負人として、最後の挑戦に取り組んでいる。

基準を満たすスタジアムじゃなかったから、J3は無理やったけど、奈良市も改修して満たすように、取り組んでいる。JFLに昇格出来る可能性があるから、12月4日の決定まで、自分達の出来る事をしている。

財務強化。
JFLは全国で戦うから、地域リーグの予算から3倍~4倍ぐらいに上がる。

組織の増強。
仲間内だけでなく、地元の各方面の有力者を組織に入って貰わないといけない。

サポーターの充実。
クラブ運営の核となるソシオを今の800人から、3000人を目標に増やしていきたい。

やらなければいけない事が山積みで、そうしたなか、Jリーグを目指す現状を1人でも多くの人に知ってもらい、力を貸して貰いたいからこのコラムを書かして欲しいと直談判した。リアルサカつくをこのコラムで共有したい。

サッカー選手としてはヘディングしか取り柄のない、たいしたことのない俺が、何を思ってサッカー界で生き抜いて来たのかをこのコラムで書いていこうと思う。

そして奈良劇場総支配人としての活動と、奈良クラブのJリーグへの道も紹介していくつもりです。

みんなを巻き込んでいくのでよろしくな。

奈良劇場総支配人として、おもしろい事をしていってくれと、奈良クラブから任命されたので、奈良に根ざした事や、全国のサッカーファンをおらがチームと思って貰えるチーム作りをしていきます。

みなさんも劇団員として一緒に奈良劇場を盛り上げてください。

それではよろしくお願いします。

奈良劇場総支配人
岡山一成
岡山一成(おかやま・かずなり)
1978年4月24日生まれ。大阪府出身。
初芝橋本高卒業後、テスト生として横浜Mへ。打点の高いヘディングとガッツ溢れるプレーが評価されてプロ契約を勝ち取ると、デビュー戦から3試合連続ゴールを記録して一気に頭角を現した。大宮、横浜FM、C大阪、川崎F、福岡、柏、仙台と渡り歩く中、川崎F時代に始めた試合後の“岡山劇場”でサポーターの心をつかむ。柏時代には日立台のゴール裏でサポーターともに応援したこともある。09年に移籍した韓国・Kリーグの浦項ではACLを制し、FIFAクラブW杯で3位に入った。11年から昨シーズンまで札幌に在籍し、今夏からアマチュア選手として奈良クラブへ加入。J1通算64試合6得点、J2通算214試合20得点。