劇的なスーパーゴールを決めたL・ディアス(右) [写真]=Getty Images
コパ・アメリカ2021、3位決定戦が9日に行われ、コロンビア代表とペルー代表が対戦した。
28分、クリスティアン・クエバとの連携でゴール前に抜け出したジャンルカ・ラパドゥーラが一対一を迎えるも、左足で狙ったシュートはわずかにゴールの枠を逸れる。一方のコロンビアも33分、クロスのこぼれ球をここまで2得点をあげるルイス・ディアスがボレーで狙うもこれはGKにセーブされた。
すると迎えた45分、ペルーは自陣からの大きな展開にクエバが抜け出すと、カットインから駆け上がったジョシマール・ジョトゥンにラストパス。これをジョトゥンが冷静に左足で沈め、前半終了間際に美しい展開でペルーが先制した。
後半に入ると49分、コロンビアはエリア手前でFKを得ると、これをクアドラードが壁の間を抜く弾道でゴールに突き刺し、早くも試合を振り出しに戻すことに成功する。そして66分には、GKバルガスのフィードを受けてそのままDFと入れ替わったルイス・ディアスがそのまま相手GKとの一対一を制し、一気に試合をひっくり返した。
それでも粘るペルーは82分、右からのCKのボールをエースのラパドゥーラが頭で叩き込み、またしても試合は同点に。しかしドラマは最終盤に待っていた。PK戦がチラついたラストワンプレーの90+4分、途中出場のルイス・ムリエルが起点となると、左サイドからカットインしたルイス・ディアスが右足で強烈なシュートを突き刺し、劇的な形で撃ち合いをモノにした。
【スコア】
コロンビア代表 3-2 ペルー代表
【得点者】
0-1 45分 ジョシマール・ジョトゥン(ペルー代表)
1-1 49分 フアン・クアドラード(コロンビア代表)
2-1 66分 ルイス・ディアス(コロンビア代表)
2-2 82分 ジャンルカ・ラパドゥーラ(ペルー代表)
3-2 90+4分 ルイス・ディアス(コロンビア代表)
By サッカーキング編集部
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