多数のビッグクラブからの関心が伝えられているヌニェス [写真]=Getty Images
ベンフィカに所属するウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが、マンチェスター・Uとニューカッスルからの獲得オファーを拒絶したようだ。20日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
現在22歳のヌニェスは、ウルグアイのペニャロールの下部組織出身。ペニャロールのトップチームやスペインのアルメリアを経て、2020年9月にベンフィカに加入。高い決定力や裏への抜け出し、足元のテクニックを兼ね備える187センチの大型ストライカーで、ベンフィカではここまで公式戦通算85試合に出場し48ゴール16アシストを記録している。マンチェスター・Uやチェルシー、パリ・サンジェルマン(PSG)、アーセナルなどのビッグクラブからの関心が伝えられ、今夏の移籍市場では争奪戦になることが予想されている。
そんなヌニェスが、マンチェスター・Uとニューカッスルからの獲得オファーを拒絶したようだ。フランスメディア『RMCスポーツ』によると、ヌニェスは来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)でのプレーを強く希望しており、来シーズンのCL出場を逃したマンチェスター・Uからの高額オファーを断った模様。また、同じ理由でニューカッスルからの獲得オファーも拒絶したとされている。ヌニェス本人のCL出場願望が交渉に大きく影響したようだ。
同紙は、これらのことから現在プレミアリーグで5位に位置し、CL出場権獲得が絶望的な状況となっているアーセナルが仮にヌニェスにオファーを出した場合も、拒絶される可能性が高いと予想。また、ヌニェスのCL出場への強い希望は、PSGにとって追い風になっていると指摘し、現状ではPSGが交渉を優位に進めていると伝えている。
引く手数多の大型ストライカーは、果たしてどのチームでプレーすることになるのだろうか。