ウディネーゼでのコーチ経験を持つスタンコヴィッチ氏 [写真]=Getty Images
元セルビア代表MFデヤン・スタンコヴィッチ氏が、ツルヴェナ・ズヴェズダの新監督に就任するようだ。19日、クラブ公式Twitterが伝えた。
Zvezdaši, mirno spavajte.😌
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— FK Crvena zvezda (@crvenazvezdafk) December 19, 2019
ツルヴェナ・ズヴェズダは19日、ヴラダン・ミロイェヴィッチ監督が退任することを発表。セルビア・スーペルリーガでは、第20節終了時点で2位パルチザンと勝ち点差「11」をつけて首位を快走中だが、バイエルン、トッテナム、オリンピアコスと同居したチャンピオンズリーグ・グループステージからは敗退。最下位となったことで、ヨーロッパリーグ・決勝ラウンド1回戦へのシード権も逃していた。
現在41歳のスタンコヴィッチ氏は、ツルヴェナ・ズヴェズダの下部組織出身。16歳だった1994年にトップチームデビューを果たすと、1997-98シーズンには19歳にしてキャプテンを務めた。1998年夏に移籍したラツィオでも活躍を見せると、2004年冬にはインテルへ移籍。2013年夏の現役引退までインテル一筋でプレーし、2009-10シーズンのチャンピオンズリーグ優勝などに貢献した。
現役引退後のスタンコヴィッチ氏は、2013-14シーズンにウディネーゼのアシスタントコーチを務め、2015-16シーズンにはインテルのチームコーディネーターを務めていた。同氏にとって、21年ぶりの復帰を果たした古巣が監督としての初仕事となる。