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開始12秒弾、アルビレックス新潟Sがシンガポール杯大会連覇へ向けて好発進

2016.06.29

アルビレックス新潟シンガポールが2-0で先勝。勝ち上がりに向けて好スタートを切った [写真]=アルビレックス新潟シンガポール

 2016シンガポールカップ準々決勝第1戦が28日に行われ、アルビレックス新潟シンガポールが、ゲイラン・インターナショナルが対戦した。本大会の昨季王者アルビレックス新潟シンガポールは、準々決勝から登場。大会2連覇を目指す。対するゲイラン・インターナショナルはウォーリアーズとの1回戦を制し、準々決勝へ駒を進めた。

 アルビレックス新潟シンガポールは、リーグ戦から3人の選手を入れ替えてこの試合に臨む。地頭薗雅弥、三根和起、石山大地がスターティングイレブンに名を連ね、今季初めて4バックを採用した。

 試合はアルビレックス新潟シンガポールのキックオフで始まると、まずはDFラインから前線へボールを送る。これを三根がヘディングで落とすと石山がスルーパス。すると、抜け出した地頭薗が落ち着いて左足でゴール。先発出場を果たした3人が絡み、アルビレックス新潟シンガポールがこの試合のファーストプレー、わずか12秒で先制に成功する。

 一方のゲイラン・インターナショナルは24分、野澤洋輔からDFラインへのパスを奪うとペナルティエリア内からシュート。決定的な場面だったが野澤に弾き出されて同点とはならない。さらに37分、中盤でボールを奪うと中央突破からシュートを放つがこれも野澤に防がれてしまう。試合開始直後のゴールでアルビレックス新潟シンガポールが1点のリードを奪い後半へ折り返す。

 後半に入ると53分、アルビレックス新潟シンガポールは長崎健人のCKにファーサイドで田中脩史がヘディングで合わせる。DFのマークを外した田中のゴールで追加点。リードを2点へと広げる。62分、反撃に出たいゲイラン・インターナショナルはこの試合がデビューとなるフィリピン人ストライカーFWマーク・ハートマンを投入する。

 一方のアルビレックス新潟シンガポールは68分、地頭薗と石山に代えて乾達朗と河田篤秀を入れて3点目を狙う。73分、乾のスルーパスに抜け出した河田が相手GKと1対1となるがシュートは撃ちきれない。ゲイラン・インターナショナルは78分、立て続けにシュートを狙うが野澤にセーブされゴールには至らない。

 試合はそのままアルビレックス新潟シンガポールが危なげなく逃げ切り試合終了。

 開始12秒のゴールで試合を優位に進めたアルビレックス新潟シンガポールが準々決勝第1戦を先勝。第2戦は3日後、7月1日(金)に開催される。

【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール 2-0 ゲイラン・インターナショナル

【得点者】
1-0 1分 地頭薗雅弥(アルビレックス新潟シンガポール)
2-0 53分 田中脩史(アルビレックス新潟シンガポール)

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