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アルゼンチンで選手が味方ファンに殴られ流血…原因は侮辱的な呼びかけ

2015.04.06

ファンに殴られたフリツレル(写真は2009年のもの) [写真]=LatinContent/Getty Images

 アルゼンチン・プリメーラ・ディビシオンの第8節が5日に行われ、ラヌースはアルヘンティノス・ジュニオルスが対戦し、0-1で敗れた。試合後、同クラブのMFマティアス・フリツレルがチームバスに乗る際にファンに殴られて、流血していたことが明らかになった。6日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』が報じている。

 68分にアルヘンティノスのFWホナタン・ロドリゲスに得点を許し、ホームで0-1と敗れてしまったラヌース。この結果に怒ったファンが暴挙に出てしまう。

 試合後、南側の出口からチームのバスへと乗り込む選手たち。そこに、ラヌース・ファン3名が近づき、そのうちの1人の男がフリツレルと口論に。そこで男はフリツレルを殴ると、同選手は左目上から出血。この行為に怒ったフリツレルが暴れることとなる。周囲に警備員はおらず、関係者がなんとかフリツレルを制止したが、この様子がテレビカメラに収められていたという。

 地元メディア『カデナ3』によると、男はフリツレルに対し放送禁止用語を使い、侮辱的な呼びかけをしながら、「次節のダービーでは勝てよ」と繰り返し挑発したことで口論になったという。その後、男は捕まり身元が特定されたが、なんとも後味の悪い結果となってしまった。

 次節、ラヌースは敵地でバンフィエルドとのダービー・マッチに臨む。

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