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スアレスがGKナバスから得点も…コスタリカがPK戦制す

2014.11.14

 国際親善試合が14日に行われ、ウルグアイ代表とコスタリカ代表が対戦した。

 ブラジル・ワールドカップのグループステージと同じカードとなった一戦。ホームのウルグアイはディエゴ・ゴディンやエディンソン・カバーニ、ルイス・スアレスらが先発メンバーに名を連ねた。対するコスタリカは、GKケイロル・ナバスの他、ジョエル・キャンベルやブライアン・ルイスらが先発出場した。

 先制したのはアウェーのコスタリカだった。42分、アルバロ・サボリオが左サイドからのクロスに反応。後方へ下がりながらのヘディングシュートを決め、均衡を破った。前半は1-0で終了した。

 後半に入ると点の取り合いとなった。まずは50分、ウルグアイが同点に追いつく。左サイド深くからのクロスをスアレスが受けると、ペナルティーエリア正面でのトラップでシュートコースを作り出す。スアレスは右足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。

 しかし直後の51分、コスタリカが勝ち越しに成功。ブライアン・ルイスがペナルティーエリア手前から左足ミドルシュートを決め、スコアを2-1とした。

 再びビハインドを負ったウルグアイは、立て続けの2得点で逆転に成功する。64分、セットプレーからゴール前で混戦となり、最後はホセ・ヒメネスが頭で押し込んで同点に。そして3分後の67分には、カバーニがペナルティーエリア手前でポストプレー。ボールを収めて右サイドへ展開すると、マイナス気味のクロスに反応してヘディングシュートを突き刺した。スコアは3-2。ウルグアイが初めてリードを奪った。

 だが、試合はまだ終わっていなかった。3-2で迎えた後半アディショナルタイム、コスタリカはゴール前へのロングボールからチャンスを作り、こぼれ球にヨハン・ベネガスが反応。冷静に右足シュートを決め、土壇場で3-3の同点に追いついた。

 決着はPK戦へ。後攻のコスタリカは1人目のセルソ・ボルヘスが失敗し、ウルグアイは4人目まで全員が成功した。ウルグアイの5人目、エヒディオ・アレバロ・リオスが成功すれば勝利が決まるところだったが、GKケイロル・ナバスが横っ飛びで弾き出した。コスタリカ5人目のジャンカルロ・ゴンサレスは成功し、4-4でサドンデスへ突入した。

 ウルグアイは7人目のグスマン・ペレイラが失敗。コスタリカ7人目のクリスティアン・ガンボアはしっかりと決め、最終スコア7-6でコスタリカがPK戦を制した。

【スコア】
ウルグアイ代表 3-3(PK 6-7)コスタリカ代表

【得点者】
0-1 42分 アルバロ・サボリオ(コスタリカ代表
1-1 50分 ルイス・スアレス(ウルグアイ代表)
1-2 51分 ブライアン・ルイス(コスタリカ代表
2-2 64分 ホセ・ヒメネス(ウルグアイ代表)
3-2 67分 エディンソン・カバーニ(ウルグアイ代表)
3-3 90+1分 ヨハン・ベネガス(コスタリカ代表

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