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ベルギーが10人のチュニジアに辛勝…終了間際に決勝点

2014.06.08

 ベルギー代表vsチュニジア代表の国際親善試合が7日、ベルギーのブリュッセルで行われた。

 ロメル・ルカクをベンチスタートとしたものの、エデン・アザールやヴァンサン・コンパニら、大半の主力を起用したベルギーは[4-2-3-1]の布陣を採用。両ウイングのアザールとケヴィン・ミララスを起点にチュニジアを崩しにかかった。

 ところが20分過ぎに大粒の雹が大量に振り出したことで、試合は約40分の中断を強いられる。雹が降り止み、再開された試合はその後もベルギーが攻勢に出る。41分にはミララスが最終ライン裏へ抜け出して放ったシュートは、わずかに枠の右へ外れていった。

 ハーフタイムにトップ下のマルアン・フェライニに代えてドリエス・メルテンスを投入したベルギーは、攻撃の手を緩めることなく、62分にはルカクを投入する。するとその直後、コンパニへのファウルでチュニジアの選手に2枚目のイエローカードが提示され、ベルギーは数的優位となった。それでもゴールを奪えないベルギーはアドナン・ヤヌザイを投入。

 しかし、79分のヤン・ヴェルトンゲンの直接FKはわずかに外れ、そのままスコアレスで引き分けるかに思われた。ところが89分、ナセル・シャドリのラストパスを受けたメルテンスがボックス左へ侵入すると、ゴール右へ丁寧に蹴り込んで、ようやく試合の均衡を破った。

 そのまま1-0で勝利したベルギーは、17日にアルジェリア代表とのワールドカップ初戦を迎える。

【スコア】
ベルギー 1-0 チュニジア

【得点者】
1-0 89分 メルテンス(ベルギー)

(記事/超ワールドサッカー)

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