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“フリーキックの魔術師”元ブラジル代表MFジュニーニョが現役引退

2014.01.31

リヨンで長らく活躍したジュニーニョ・ペルナンブカーノ(写真は2006年CLレアル・マドリード戦) [写真]=Getty Images

 リヨンなどで活躍した元ブラジル代表MFジュニーニョ・ペルナンブカーノが現役を引退することになった。『FIFA.com』が伝えた。

 ジュニーニョ・ペルナンブカーノが所属するヴァスコ・ダ・ガマのロベルト・ディナミテ会長は、「ジュニーニョの決断を確認した。我々は話し、彼はキャリアを終えることを決めた。月曜日(2月3日)に会見を行う予定だ」とコメント。ジュニーニョ・ペルナンブカーノが現役引退を決断したことを明かした。

 30日に39歳の誕生日を迎えたジュニーニョ・ペルナンブカーノは、1993年にスポルチ・レシフェでトップチームデビュー。1995年に移籍したヴァスコ・ダ・ガマで、コパ・リベルタドーレス(1998年)を制するなど、活躍を見せた。2001年にリヨンへ移籍し、欧州挑戦を果たすと、2001-02シーズンにクラブ史上初のリーグタイトルを獲得。そこからリーグアン7連覇を達成した。2006年にはリーグ年間最優秀選手に選ばれている。2009年6月に加入したカタールのアル・ガラファを経て、2011年に古巣ヴァスコ・ダ・ガマに復帰し、2013年から半年間ニューヨーク・レッドブルズでプレーした後、ヴァスコ・ダ・ガマに再復帰していた。

 ブラジル代表には1999年に初選出。2006年開催のドイツ・ワールドカップでは日本戦で得点を挙げている。フリーキックの名手として知られ、無回転や強烈なカーブのかかったボールなど、様々な球種を使い分け、多くの得点を生み出した。

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