FOLLOW US

W杯招致に成功したカタールにスパイ活動疑惑浮上…アドバイスした会社は否定

2021.11.24

カタールワールドカップ招致に際しスパイ疑惑が持ち上がっている [写真]=Getty Images

 2022年のワールドカップ開催国であるカタールに、招致の際にスパイ活動を行った疑惑が持ち上がっている。アメリカ『AP通信』が伝えた。

 2010年に国際サッカー連盟(FIFA)の評議会(当時理事会)で投票が行われ、開催国はカタールに決定。初の中東での開催が決まった。しかし今回『AP通信』が伝えるところによると、カタールは招致活動中にスパイ活動を行い、有利に進めようとしていたようだ。

 カタールはアメリカの中央情報局(CIA)の元諜報員で、現在は民間業者として活動しているケヴィン・チョーカー氏のグローバル・リスク・アドバイザーズ社を通して、諜報活動を行っていたという。ライバル国の招致活動を監視するためフォトジャーナリストに変装し近づき、またターゲットに近づくため女性のふりをしてSNSで接触を図るなどしていたようだ。さらに、投票前には、FIFAの幹部の携帯電話の通話記録を求めていたという。

 なお、同メディアはカタール政府関係者、そしてFIFAはコメントを控えていると伝え、チョーカー氏は代理人を通じ「違法な監視等を行うことはない」と否定したと報じている。

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO