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主力多数不在のフランス、ウクライナに勝ちきれず…2試合連続のドローに

2021.09.05

ウクライナ戦に先発したポグバ [写真]=Getty Images

 FIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループD第5節が4日に行われ、ウクライナ代表とフランス代表が対戦した。

 1日に戦ったボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦は1-1のドローに終わったフランス。ウクライナに乗り込んだこの日の試合は、負傷で離脱したキリアン・エンバペやエンゴロ・カンテらに加え、ベンチスタートとなったカリム・ベンゼマやラファエル・ヴァラン、前節退場処分となったジュール・クンデら多くの主力がスタメンを外れることとなった。その代わりに、アントニー・マルシャルやオーレリアン・チュアメニ、クル・ズマらが先発している。

 試合はアウェイのフランスがボールを握る時間が増える展開となるも、互いに譲らず。27分、フランスはマルシャルの頭での落としからアントワーヌ・グリーズマンがボレーを放つも、これはわずかに枠を外れる。一方のウクライナも35分、CKからアンドリー・ヤルモレンコ、イリア・ザバルニーが立て続けにシュートを打つも、ウーゴ・ロリスの好守により得点とはならない。

 すると前半終了間際の44分、ウクライナは右サイドを突破しクロスをあげると、そのこぼれ球がミコラ・シャパレンコのもとへ。この日欠場となったオレクサンドル・ジンチェンコの代役が、これを右足の鮮やかなシュートで決めてみせ、ホームのウクライナが先制に成功する。

 ウクライナのリードで後半へ折り返すと、追いつきたいフランスは後半の立ち上がりにチャンスを作る。50分、キングスレイ・コマンが右からクロスを上げると、アドリアン・ラビオが競ったこぼれ球をマルシャルがシュート。これがGKの足を弾いてゴールとなり、早々にフランスがゲームを振り出しに戻す。

 さらに逆転へと勢いをつけたいフランスは、64分にベンゼマ、そしてムサ・ディアビと攻撃の切り札を2枚同時に投入。すると78分には、チュアメニのボールを収めたベンゼマの落としにディアビが走り込み、左足でゴールを狙ったもののこれは惜しくもポストに弾かれた。

 試合はこの後も均衡敗れることなくドローで終了。フランスは2試合連続のドローとなり、グループでは2勝3分の首位を維持する結果となった。

 次節、フランスは7日にホームで、ウクライナは10月9日にアウェイでそれぞれフィンランド代表と対戦する。

【スコア】
ウクライナ代表 1-1 フランス代表

【得点者】
1-0 44分 ミコラ・シャパレンコ(ウクライナ代表)
1-1 50分 アントニー・マルシャル(フランス代表)

By サッカーキング編集部

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