得点ランクトップに立つケイン [写真]=Icon Sport via Getty Images
イングランド代表のハリー・ケインは、ロシア・ワールドカップでここまで3試合6ゴールを記録し、得点ランキングのトップに立っている。コロンビアとの決勝トーナメント1回戦では、先制点となるPKを決めて勝利に貢献。母国に1966年大会以来、52年ぶりの優勝をもたらすべく、チームを牽引している。注目の準々決勝を前にイングランドのエースについて「知っておきたい4つのこと」を紹介する。
■他国の代表でプレーしていた可能性も?
ユース時代からイングランド代表でプレーしていたが、父親の母国であるアイルランド代表選手としてプレーする資格を持っていた。当時、アイルランド代表を率いていたマーティン・オニール監督は実際に招集を試みたが、本人は引き続きイングランド代表でプレーすることを選択した。
■生まれながらのトッテナムサポーター
トッテナムの本拠地ホワイト・ハート・レーンから、わずか5マイル(約8キロ)の距離にあるチングフォードで生まれ、幼い頃からトッテナムサポーターとして育った。ユースチームを経て2011年に、念願のトップチームデビューを果たした。
■“ライバルチーム”からスタートした選手キャリア
生粋のトッテナムファンでありながら、キャリアをスタートさせたのは、同じノースロンドンを本拠地とする宿敵アーセナルだった。もっとも「太っていた」という理由でユースチームを追われ、2年後に愛するクラブへ加入した。
■世界で最も市場価値が高い選手
2015-16シーズン、2016-17シーズンと2年連続でプレミアリーグ得点王を獲得するなど、プレミアリーグ屈指のストライカーに成長。スイスのスポーツ研究国際センター(CIES)が今年6月に発表した「サッカー選手の市場価値ランキング」でクリスティアーノ・ロナウド(約133億円)、リオネル・メッシ(約238億円)を抑えて、堂々の1位に輝いた(約260億円)。
By サッカーキング編集部
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