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チームと自身の決定力不足を嘆く菅澤「課題が増えた大会だった」

2015.07.06

アメリカ戦に出場した菅澤(奥) [写真]=FIFA via Getty Images

 FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015決勝が5日に行われ、なでしこジャパンはアメリカ代表と対戦した。序盤の大量失点が響いたなでしこは2-5で敗れ、大会連覇を逃した。試合後、FW菅澤優衣香が記者団の取材に応えている。

 1-4の状況で迎えた39分、MF川澄奈穂美に代わりピッチに投入された菅澤は「負けていた中、得点を求められていたが、何かしらゲームにいい流れを持っていけるようにしたかった。シュートチャンスはあったが決め切れず、チームに貢献出来なかった」と、自身が得点できなかったことを悔やんだ。

 決勝トーナメント進出以降は出番が無かったが、「決勝トーナメントに入ってからも、どんなタイミングで試合に入ってもいい準備をしていた」と、いつでも準備は出来ていたという。

 この試合で感じたチームとしての課題については「もっと積極的にいく姿勢を増やさないといけない。決定力というのは日本に求められていること」と述べ、改めて決定力不足を嘆いた。また、個人としての課題についても「決定力という部分を高めたい。また帰国したらリーグ戦もある。そこで修正していきたい」と述べ、今大会で得た経験を今後に生かしたいと述べている。

 佐々木則夫監督からは、最後の円陣で「誇りを持って帰ろう」と声をかけられたという。大会を振り返り、「まだまだだと思う部分が大きかった。課題が増えた大会だった。またなでしこリーグで決定力を高められるように頑張りたい」と、改めてリーグ戦での活躍を誓った。

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