2015.07.02

なでしこがW杯連覇に王手…終了間際にイングランドのOGで辛勝、米国と決勝戦へ

宮間あや
宮間(左から4人目)の先制点を喜ぶなでしこメンバー [写真]=FIFA via Getty Images

 FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015準決勝が1日に行われ、なでしこジャパンとイングランド女子代表が対戦した。

 いよいよワールドカップ連覇まであと2勝のなでしこ。ベスト4では、優勝した前回大会で唯一黒星を喫したイングランドとの対戦となった。イングランドは今大会で初のベスト4進出を果たしており、勢いのあるチーム。なでしこは、これまでイングランド相手にワールドカップでは1分1敗と分が悪い。

 なでしこのスタメンは、GK海堀あゆみ、DF岩清水梓、DF熊谷紗希、DF鮫島彩、DF有吉佐織、MF阪口夢穂、MF宮間あや、MF川澄奈穂美、MF宇津木瑠美、FW大野忍、FW大儀見優季。決勝トーナメントに入って、3試合連続で同じ先発メンバーで臨んだ。

 今大会では前半で失点を許していないなでしこ。だが、開始早々にピンチを迎える。1分、ジョディ・テイラーがペナルティエリア手前右で熊谷をかわして、右足を振り抜くが、シュートはわずかに枠の左に外れた。さらに23分、スローインの流れから、こぼれ球をエリア内左でトニ・ダガンがボレーシュートを放つが、枠を捉えられなかった。

 すると33分、なでしこが先制に成功する。ロングフィードで抜け出した有吉が、エリア内右に侵入したところで、クレア・ファラティに後ろから倒されてPKを獲得。これをキャプテンの宮間が、十分に間を取り、落ち着いてGKカレン・バーズリーの逆を突いて、ゴール左隅に決めた。

 しかし39分、今度は大儀見がエリア内でステファニー・ホートンを倒したとして、なでしこがイングランドにPKを献上。40分に、キッカーを務めたファラ・ウィリアムズがゴール左隅に決めて、イングランドが同点に追いついた。先制したなでしこだったが、同点とされて前半を折り返す。

 後半の立ち上がりは拮抗を見せるが、60分過ぎからイングランドが攻勢に出る。62分、ダガンがエリア手前左でワントラップから、右足でボレーを放つと、シュートはクロスバーに直撃。さらに64分、途中出場のエレン・ホワイトが、エリア手前中央で左足を振り抜く。シュートは枠の左隅を突くが、海堀が右手1本で弾き出した。66分には、右CKから、中央のジル・スコットがヘディングで合わせるが、枠の左に外れた。

 再三のピンチを凌いだなでしこは70分、大野を下げて岩渕真奈をピッチに送り出す。すると岩渕を中心に試合は徐々になでしこペースに。73分、岩渕が左サイドから1人かわして中央へ切り込み、右足を振り抜くも、枠の左。76分、左サイドからのクロスに、ファーサイドで阪口がヘディングシュートを放つが、枠を捉えられなかった。

 すると後半アディショナルタイムの92分、カウンターを仕掛けたなでしこは、川澄のクロスから相手のオウンゴールを誘い、土壇場で勝ち越しに成功。試合はこのまま終了し、なでしこが2-1でイングランドに勝利を収め、2大会連続の決勝進出を果たした。

 なでしこは、5日に行われる決勝でアメリカ女子代表と激突。イングランドは、4日に行われる3位決定戦でドイツ女子代表と対戦する。

【スコア】
なでしこジャパン 2-1 イングランド女子代表

【得点者】
1-0 33分 宮間あや(PK)(なでしこ)
1-1 40分 ファラ・ウィリアムズ(PK)(イングランド)
2-1 90+2分 オウンゴール(ラウラ・バセット)(なでしこ)

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