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マラドーナ氏が入院…主治医は新型コロナ感染を否定「精神的な問題」

2020.11.04

入院が明らかになったマラドーナ氏 [写真]=Getty Images

 ヒムナシア・ラ・プラタの監督を務める元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が、地元の病院に入院した。2日、大手メディア『ESPN』のアルゼンチン版などが伝えた。

 マラドーナ氏は10月30日に還暦を迎えたばかりだが、同日を最後に公の場には姿を現していない。その日はチームから誕生日ケーキが贈られるなどしたが、マラドーナ氏は1人で歩くこともままならない様子だったという。同氏はここしばらく体調不良が続いていた模様で、2日にラ・プラタの病院に検査入院したことが明らかになった。

 マラドーナ氏の主治医を務めるレオポルド・ルケ氏は、囲みの報道陣に対してコメント。同氏の状態について次のように説明している。

「ディエゴにとって、今週は非常に大変で特別な1週間だった。彼は多くのプレッシャーを感じ、食事法にも関連する感情的な衰弱を訴えた。彼は元気だ。彼は自分の足で診療所まで来ることができたし、彼がそう望めば退院することもできる。どのくらい入院することになるかはわからない」

「そういうこと(新型コロナウイルスの感染)ではない。マラドーナは精神的に問題を抱えており、それは肉体にも影響を及ぼす。ディエゴは本調子のときもあれば、絶不調のときもある人だ。ディエゴにとって簡単なことはない。彼は多くのプレッシャーを抱える高齢者であり、私たちは彼を助けなければならない」

「私は彼に『念のため検査を受けた方がいい』と勧めたんだ。最初のうちは断られたけど受け入れてくれた。すでにCTスキャンも撮っているよ」

 マラドーナ氏は現役時代から薬物中毒であることが知られるなど、以前から健康上の不安を抱えており、2019年1月には胃の内出血で入院したこともある。また、ルケ氏は今年6月にもマラドーナ氏の精神的問題について語っており、同氏がアルコールに関する問題を抱えていたことを明かしていた。

By サッカーキング編集部

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