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ナイジェリア支援表明の高須院長、現金2000万円手にリオへ「直接渡す」

2016.08.17

現金を直接リオに届けると明言した高須院長(写真は@katsuyatakasuのキャプチャ)

 リオデジャネイロ・オリンピック・ナイジェリア代表への資金援助を表明していた高須クリニックの高須克弥院長が、現金2000万円を直接リオデジャネイロに届けると明言した。

 資金面の問題などから現地入りが大会初戦当日になるなど、ピッチ外のトラブルで苦しめられたナイジェリア代表。グループステージでは日本代表、スウェーデン代表を下して首位通過を果たしたが、選手や監督は給与未払いなどの不満から準々決勝のボイコットを示唆していた。

 すると、苦しみながらも結果を残すナイジェリア代表に感銘を受けた高須院長は、ツイッターで「僕がサポーターとして全部金銭的な面倒みるから頑張ってほしい。メダルとったらさらにボーナスだす」と、支援の意思を表明。カンボジアとナイジェリアでプロサッカークラブを所有する加藤明拓氏の仲介のもとでナイジェリアサッカー協会とコンタクトを取り、13日に、「ナイジェリアサッカー協会口座に20万ドル(約2000万円)振り込むことに決定」と、実際に2000万円を援助することが決まったと明かしていた。そして、ナイジェリア代表はデンマーク代表との準々決勝に勝利し、ベスト4へと駒を進めている。

 17日にツイッターを更新した高須院長は、「木曜日(現地時間17日)の準決勝までにナイジェリアサッカーチームに支援金を届ける手伝いしてもらおうと大使館に現金2000万円持ち込みナイジェリア大統領と政府に要請中。まだ返事が来ない」と現状を報告。その後、「リオデジャネイロに行って直接選手に手渡すことに決めた。文句あるか! ナイジェリア大使館経由で選手達にお金を送るのは諦めた。現金をドルに戻すぞ」と、現金を手に直接リオデジャネイロへ向かうことを明言した。

 ナイジェリア代表は17日(日本時間18日4時)に準決勝でドイツ代表と対戦する。

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