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ブライトン戦の準備期間はわずか2日も…アヤックス暫定指揮官、“泥沼脱出”の手応え語る

2023.10.27

ブライトン戦を振り返ったマドゥロ暫定監督 [写真]=Getty Images

 アヤックスを暫定的に指揮するヘドヴィヘス・マドゥロ氏が、26日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・グループB第3節ブライトン戦を振り返った。同日、公式サイト『UEFA.com』が伝えている。

 オランダの御三家の一角をなすアヤックスが、クラブ史上最大の“クライシス”に陥っている。エールディヴィジ第9節終了時点で、2試合未消化ながらも降格圏の17位という成績を受けたクラブ上層部は、モーリス・スタイン監督を解任した。しかし26日、暫定監督に任命したマドゥロ氏の初陣となったEL・グループB第3節ブライトン戦でも0-2の敗北。これで公式戦8試合未勝利と泥沼から抜け出せないでいる。

 この敗戦により、グループB最下位にまで転落したアヤックス。それでも、マドゥロ暫定監督は「ここ数日間は戦術練習に集中的に取り組んだよ。ブライトン戦の準備期間は2日しかなく、あっという間に過ぎ去った。ヨーロッパリーグでは、ホームゲームが2試合も残っていることを知っておかなければならない。そして、そこでは勝ち点が必須だ」と巻き返しを期した。

 またマドゥロ暫定監督は、試合内容にも言及。準備期間が短かったなかでも、手応えを得られたことについて、同暫定指揮官は「前半の守備は良かっただけに、(前半)終了間際に失点したのが痛かった。ブライトンがどのようにプレスを嵌めてくるのかを観察していたし、トランジションではサイドにスペースができるシーンも確認できていた」と省察。続けて「中盤を制圧できた時間帯もあって良かったけど、シュートがポストを叩く不運にも見舞われたよ」と悔しさを滲ませている。

 苦境のアヤックスの次戦は29日、エールディヴィジ開幕9連勝で首位に立っているPSVと対戦する。

By サッカーキング編集部

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