ユヴェントス、サントスから19歳FWカイオ・ジョルジの獲得を発表

　ユヴェントスは17日、サントスからU－20ブラジル代表FWカイオ・ジョルジを獲得したことを発表した。

　今月4日にはユヴェントスでメディカルチェックを受けていることが明らかになっていたカイオ・ジョルジだが、ついに正式加入が発表された。2026年6月30日までとなる5年契約を締結し、背番号は「21」を着用することとなった。なお、イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、移籍金は150万ユーロ（約1億9200万円）が固定額となり、チャンピオンズリーグ（CL）の出場権を獲得した場合は同額が追加され、出場試合数によって最大100万ユーロ（約1億2800万円）がサントスに支払われることになるようだ。

　現在19歳のカイオ・ジョルジは10歳からサントスの下部組織に所属し、16歳249日だった2018年9月にトップチームデビューを飾った。これまでクラブ通算では公式戦80試合の出場で17ゴール4アシストを記録。また、2019年にはFIFA U－17ワールドカップで全7試合の出場で5ゴール2アシストを記録し、優勝に貢献した。

　加入が決定したカイオ・ジョルジは『ユヴェントスTV』で「ここに来ることができてとても嬉しい。子どもの頃からの夢だった」と喜びを語りつつ、背番号を「21」に決めた理由については次のように明かした。

「ここでは、（アンドレア・）ピルロや（パウロ・）ディバラ、（ジネディーヌ・）ジダン、（ゴンサロ・）イグアインといった素晴らしい選手たちが着用していた。だから、同じように多くのゴールを決めたいと思っている。僕の目標はゴールを決め、できる限りチームメイトを助け、CLのようなタイトルを獲得することだ」