セリエA、クラブの練習再開が可能に…政府が5月4日からの個人練習を許可

　セリエAのクラブのトレーニング再開がイタリア政府によって正式に認められた。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が3日に報じた。

　イタリア政府は、新型コロナウイルス感染拡大により、3月からロックダウン（都市封鎖）の措置を取っていたが、5月4日から段階的に緩和することを発表。スポーツに関しては5月4日から個人スポーツの選手の屋外でのトレーニングが許可され、チームスポーツは5月18日からの再開が決まっていた。

　だが、イタリアの内務省はチームスポーツの選手の個人練習も5月4日から許可することを決定。「個人スポーツ以外の選手や一般市民についても、2メートル以上の安全な距離を保ち、いかなる集会の禁止措置を尊重することで、公共またはプライベートのエリアでの個人練習を認めます」と通達したという。

　なお、イタリアの一部の州では、すでにチームスポーツの選手も含めて個人練習の許可が出ており、DF冨安健洋が所属するボローニャやローマなどが練習場を開放し、個人練習を再開することを発表していた。