2ゴールを決めたハーランド(右) [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第5節が19日に行われ、FW原口元気とMF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンが敵地でドルトムントと対戦した。原口は71分に、遠藤は77分に途中出場を果たしている。
試合は10分、左サイドから攻め上がったラファエル・ゲレイロが強烈なボレーシュートを突き刺してドルトムントが先制する。続く24分にも、右サイドを駆け上がったトマ・ムニエにボールが渡ると、そこから上がったクロスをアーリング・ハーランドがヘディングで叩き込み、ドルトムントが追加点を奪った。試合はドルトムントのリードで後半へと折り返す。
後半も攻撃陣が止まらないドルトムントは、ジュード・ベリンガムのパスからマルコ・ロイスがゴール前にラストパスを送ると、そのボールがマルヴィン・フリードリッヒに当たってオウンゴールに。勝負を決定づける3ゴール目を手にしたかに思われた。
しかしウニオンは直後の57分、クロスのこぼれ球の混戦からPKを獲得すると、マックス・クルーゼがこれをきっちりと決めてすぐさま反撃を開始。その後は71分に原口、77分に遠藤を投入し攻撃の活性化を図ると、81分にはCKのボールに競り勝ったアンドレアス・フォーグルサマーが頭で叩き込み、その差を1点にまで縮める。
それでもドルトムントは2分後の83分、裏へのボールにハーランドが抜け出すと、DFを振り切る前に芸術的なループシュートを放ち、これがゴールに吸い込まれた。再びウニオンを突き放す貴重なゴールが決まり、ドルトムントが勝負の行方をぐっと手繰り寄せた。
試合はこのまま終了。ドルトムントは、開幕から5試合で7ゴール目となるハーランドの2得点でウニオンを下し、これで開幕から4勝1敗となっている。
次節は25日、ドルトムントはアウェイでボルシアMGと、ウニオン・ベルリンはホームでビーレフェルトと対戦する。
【得点者】
1-0 10分 ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント)
2-0 24分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)
3-0 52分 マルヴィン・フリードリッヒ(オウンゴール/ドルトムント)
3-1 57分 マックス・クルーゼ(PK/ウニオン・ベルリン)
3-2 81分 アンドレアス・フォーグルサマー(ウニオン・ベルリン)
4-2 83分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)
By サッカーキング編集部
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